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エシトン  作者: 馬宿
19/19

20日目~22日目

岐阜においても沿岸部から次々と人が避難してきた


とある高校を間借りしていた都立八王子高校生徒一同も約200名も


僅か4つの教室で寝泊りしていた


既に2週間こんな生活をしている


シャワーはこの2週間2回だけ身体を洗っただけである


家族との連絡も全く取れないなか


何とか学校関係者と連絡が取れ


八王子周辺住民の大半が山梨県に避難しているとの情報であった



しかし山梨県といってもばらばらで 地域ごとに分かれて避難先が違う遠いう事がわかった


そして僕の家族 母と妹は韮崎にいるということがわかり


同じく韮崎に家族が避難している24名の生徒と引率の池上先生が担当で


韮崎に向かうこととなった


しかし電車は戦時統制で貨物優先となっており


バスも沿岸の石油コンビナートが被害を受けた為 ガソリンは軍事車両優先になっていた


1日に数本の列車に数日かけて地区ごとに乗り込み


22日深夜に自分達の番になった


深夜1:00だというのに電車は満員でその乗客もやはり僕達同様に


東京に家族を残しそしてその家族の元に帰るための人達かであった



22日朝 甲府に付いた僕達は韮崎までは徒歩で向かった



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