9日目 各国防衛戦
地球侵攻から4日目 通信網が破壊されつつも
主要国とは直通ケーブルなどを保っているので
軍事面での情報交換は豆に行われていた
各国の動きは
ハワイ海軍基地を維持するために近隣基地の弾薬 兵器 観戦 兵士を全てハワイに集結する為にグアム サイパン ミッドウェー トラック諸島など住民 全て夜間移動を行っていた
また成人男性の志願兵募集も各国で行っていた
日本でも数多くの志願兵が集まった その多くが 既に壊滅状態の大都市に家をもつ 男性であった
日本近海でも沖縄米軍基地維持の為に鹿児島 熊本などの自衛艦艇が派遣
漁船を武装化し沿岸防衛を強いていた その際に数多くの猟師が志願兵として加わっていたが
中には半強制的に志願させられたケースもあった
首都東京に取り残された住民の救助も行われていたが
志願するものは一緒に防衛軍として残った者も多くいた
中国では20歳~40歳までの男子はほぼ強制的に軍備に配属され
その防衛作を強めていた
またほとんどの成人が軍隊経験をもつ韓国でも同様に徴兵を開始し自国防衛に力を入れていた
当初 敵戦闘機の範囲外からのハープーンミサイルによる攻撃が功を奏し敵母艦を数多く沈めていたが
敵戦闘機が壁となってハープーンの進路を塞ぎ母艦着弾を阻止するようになりその成功率は半日にして半減した
また戦闘機攻撃においても統率制が見え 囮部隊と攻撃部隊に別れ攻撃され またその圧倒的な数により
地球側の戦闘機は時間を追うごとに減っていき パイロットの不足もおきていた
このため航空戦力による迎撃は戦力を集中して行うようになり
地上からの防衛体制を取る形がほとんどとなってしまった
それゆえに兵隊不足が深刻であり
中には小銃の使い方を覚えただけで戦場に借り出される人物も続出していた
しかしそれでも人員は時間を追うごとに減っていく
日中の1時間が1日にも数日にも覚えた