表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

へだたり

作者: 晃明

自分勝手にだらだらと(短いですが)書きました。


投稿するのがお恥ずかしいくらいですが他人の日記と思って気軽に立ち寄って頂けると光栄です。




へだたり



今日も仲間とお昼をたべよう。




午前の授業終了のチャイムと同時に席を立ち弁当を片手に一目散に部室へ走る。



この季節の廊下はとても冷え込んでいるが窓から見えるそらは澄み切っていて優しい光に包まれている。


夏の日差しと違って何処か頼りない気がするのは自分だけだろうか。



などと感傷に浸っているうちに部室の前にさしかかる。



引き戸に手を掛け、部室に飛び込みたいところだが、何かが自分の手を止めた。


自分の存在を認めてくれる場所が待っていてくれると思うと何だか怖くなってしまう。




本当に待っていてくれるのだろうか。



一呼吸置き、自身を奮い立たせもう一度冷たい金具に手を掛ける。



ガラガラガラ……。





部屋の中の対象が一点に集まる。



卑怯にも自分は相手が手を差し伸べてくれるまで何も口にしない。ただ佇んで部屋と廊下との温度差に押しつぶれそうになる。そして何か縋れるものをと部屋の中を必死に見渡す。その時間がやけに長く感じられいたたまれなくなる。




「はぎわら!」




自分の名前が呼ばれている。

本来なら喜ぶべきところだが素直にそう思えない自分がいた。


その響きは確かに自分のものなのだが自分の身体に留まらず、透き通ってしまう。





部室内の暖かい空気がドアのレールの上に立つ自分の横を通り抜け冷たく長い廊下をかけてゆく。






こんなお粗末な文章を読んで頂きありがとうございましたm(__)m



文章がまったくなっていないのは自身も承知なので感想、アドバイス等頂けると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] とっても繊細なんですね。 人はいつも自分を認めてくれる人を求めるけれど、それもどこかで怖がるような。 学生の頃のナイーブさがよく出ていると思います。
2010/02/08 23:33 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ