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最終話「パナケイア聖騎士団」 後


『――――っ』

 涙を拭う暇はない。ヴリトラはすでに右足の再生を始めている。ハイジーの作ってくれた千載一遇の好機を逃さず、リフィアは魔法を放つ。

究極魔法(アルス・マグナ)永結絶度・雪天氷河グレイシャル・ブリザエンド!」

 ヴリトラの周囲に猛烈な吹雪が巻き起こった。全身を覆う鈍い赤褐色をした鱗へあっという間に霜が張り付き、またたく間に凍り、それは急速に伸びて氷柱となる。極低温の冷気がヴリトラの周囲をすっぽりと包んでいた。

 ヴリトラは火竜種の頂点に位置する存在だ。火炎系への耐性に対し水氷系のそれは弱い。とはいえこれまでヴリトラ自身は水氷系の魔法の脅威など感じたこともなかった。そもそも高すぎる体温によって氷など寄せ付けもしなかったからだ。

 そのヴリトラの体が凍りつつある。身体の凍結という初めての事態にヴリトラは動転した。逃れようともがくが、すでに四肢はガッチリと氷結され身動きが取れない。心臓や魔核まで達する気配はないが、足元から急速な冷気が上ってくるのを感じる。

 ヴリトラは久しく忘れていた生命の危機を感じ、猛り狂う。

「グルオオオオオオオオオオオオオッ!」

 究極魔法。それは基礎〜上級まである魔法とはもはや別格の、奇跡に近い魔術行使だ。一系統を頂点まで極めた者がさらに修練を積んでようやく会得できるとされる超絶魔法。神の御業に片足を踏み入れた伝説の存在。

 術者の魔力を一欠片も残さず搾り取る代わり、神話上の魔法を具現化させる。その効果はまさに奇跡に等しい。水氷系が問題にならないはずのヴリトラが今凍りついているように、人の身には過ぎた事象を引き起こす。

 体中の全魔力が喪失するため、当然術者には命の危険が及ぶ。実際リフィアも放った直後膝をついてうずくまった。炉新宝玉による補助のお陰でどうにか甲冑を動かせている状態だ。

「グルォォォォオオオオオオオオオオオッッッ」

 ヴリトラが大声で叫び、暴れ、のたうつ。しかし氷の戒めは壊れなかった。恐るべき堅牢さでリフィアの氷魔法は暴竜を拘束する。

 指一本動かすこともできない消耗に喘ぎながらも、リフィアは魔法通信越しに叫んだ。

「いまよエイル!」


 ◆◆◆◆


『いまよエイル!』

「発射!」

 エイルが号令するとすぐさま、がくんと強烈な衝撃が襲ってきた。自分の体が一気に引き上げられるのを感じる。三半規管が混乱し唐突な嘔吐感がせり上がる。それを必死で抑え込み、エイルは自身が射出(・・)される瞬間に集中する。

 エイルの作戦は単純だが常軌を逸していた。自分自身を回回砲(トレビュシェット)に載せ、打ち出したのだ。

 魔法甲冑の耐久力であれば発射と着弾で壊れることはない。だが中身は別だ。いくら魔法による身体強化を施していると言っても、まともに地面にぶつかれば大怪我では済まない。それでもエイルはこの作戦にかけた。最悪脳と心臓さえ残れば回復魔法と痛覚軽減で復活できると考えて、この一射にかけた。まともな人間のする発想ではない。

 トレビュシェットがエイルを発射する。矢のような速度で射出されたエイルは放物線の頂点の達したところで翼を展開した。

 一瞬の浮遊感。ヴリトラに向けて角度と方向を調整する。《サンタ・マリア》の炉心宝玉が輝きを増す。翼の推力と重力の後押しを得てエイルはさらに加速する。

「いっけええええええーーーーーー!!!!」

 エイルの叫びに応えるように、サンタ・マリアはさらに加速した。もはや一条の流星と化し、地に伏す暴竜のもとへ飛ぶ。

 おそらく、10秒とかからない時間であったはずだ。だがその僅かな時間でもヴリトラは反応した。

 ガチンッ!

 あれほど咆哮し苦痛に悶えていたにもかかわらず、エイルがあと300メートルという距離に近づいた時ガッチリとその口を閉じた。剣山のごとく並ぶ牙には隙間なく、何者を通さないと威嚇するようだった。エイルに傷つけられたことを、よほど恨みに思っているらしい。

『しまった!』

 心のなかでエイルは叫ぶ。口内なら傷をつけられても、おそらく牙は斬れない。鱗と同じかそれ以上に硬いはずだ。といったところで一度回避し減速したら、せっかくの推力が失われてしまう。リフィアの拘束もいつまで保つかわからない。

『――っ、このまま突っ込む!』

 たとえ牙に弾かれようとも、今の全力をヴリトラにぶつける……エイルがそう覚悟したときだ。

「グ? ……グルオア!?」

 城門のごとく閉じられたかに見えたヴリトラの口がゆっくりと開いていく。ヴリトラ自身も困惑しているようだ。少しずつ、少しずつ暴竜の口は開いていき、1メートルほどの隙間ができた時、その正体が見えた。

『うっ、くっ、ああぁぁ〜〜ちくしょう! くっそ重てえなあ』

 メングラッドだ。いつの間に口内に侵入していたのか。全身に力を込めてヴリトラの上顎を持ち上げている。

『メングラッド!』

『オレの……ライトサーベルじゃ、やっぱダメだった……中は、お前しか斬れねえ……。エイル、オレが支えているから……、早く来い!』

 メングラッドの奮闘に答えるべく、エイルが最後の加速をかける。しかし当然、ヴリトラが黙ってそれを見ているはずがない。

「グルオオオオオッッ!!!」

 ヴリトラは激高していた。口内が赤熱し、直後大火炎が吹き出される。ヴリトラのブレスだ。伝説の暴竜が放つ灼熱の奔流がメングラッドを襲う。

『ぐううっ、うグッ、がああああああああ』

『メングラッド!』

 魔法通信越しにメングラッドの苦鳴が聞こえる。だが、続けて彼女は言った。

『が……、あ……、はあ、こんな炎、へでもねえぜ。だから、早く』

 強がりだ。《St.ヴェロニカ》には耐火装甲が施されているとはいえ、ヴリトラのブレスまで耐えられるはずがない。魔法甲冑で相殺しきれなかった炎熱は内部へ浸透し、全身を焼き焦がされる苦痛を感じているはずだ。だというのにメングラッドはいつもの不敵な態度でエイルを待つ。

「グオォ、グルオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 ヴリトラが咆哮し、ブレスを吐き続ける。だがそれでも、メングラッドは両腕に込めた力を寸毫にも緩めなかった。

「来い、エイル!」

「はああああああっ!!!!」

 ハイジーが倒し、リフィアが抑え、メングラッドが作ってくれたわずかな隙間。そこへ向けてエイルは最後の魔力を振り絞る。

 そして、ついに届いた。

 白い光芒となったエイルがメングラッドの横を通り、ヴリトラの口内へと飛び込む。その喉もまた洞窟のような大きさだった。

 長い首を通ってさらに先、内蔵部に達した時、エイルはスピードを緩めないまま光剣(ライトサーベル)を全開にした。

 体内を照らし出すほど強い光で輝く光剣は、その白い刀身でヴリトラの臓腑を深々と斬り裂いた。


 ◆◆◆◆


 エイルがヴリトラ内部に飛び込んだ後、数秒の静寂があった。

 あれ程激しく暴れていたヴリトラは、ブレスを吐くのもやめて嘘のように大人しくしている。おかげでリフィアはメングラッドを口内から助け出せたが、この沈黙は不気味だった。

『まさか、中を傷つけることなんてできす、エイルはそのまま食べられてしまったんじゃ……』

 そんな恐ろしい想像がリフィアの頭をよぎる。そうなれば、エイルを助け出すために再び戦わねばならない。

 リフィアにもう魔力は残っていない。先程の《グレイシャス・ブリザエンド》で完全に使い果たしてしまった。メングラッドは全身に火傷を負い、ハイジーもまた《プラズマカノン》の反動で満身創痍だ。

『戦うなんて、もうこれ以上……』

 リフィアの心を絶望が満たした時――、


「グルオオオオオアガガガガウウウウウウウウゴオアアアアアアアアアア!!!!」


 ヴリトラが声を上げて苦しみ始める。一拍の間をおいて、その全身に白閃が走った。

 ヴリトラの身体が内側から斬り刻まれる。無敵を誇った暴竜がなすすべもなく傷つき、悶え苦しむ。


「ルオオオオオ、ガ、ガアアアア、ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」


 ヴリトラが一際大きく天に向かって吼えた時、背部を斬り割ってエイルが中から飛び出した。右手の光剣はしっかりと魔核――魔物にとっての心臓部を、貫いている。

 直後、ヴリトラは糸が切れたように力を失い、その巨体を地面に横たえる。ズシンと振動が地面に伝わった。

「たお、した?」

 リフィアは自分でも信じられないように呟いた。伝説の暴竜、絶望の権化であったヴリトラが、まぶたを閉じて横たわっている。メングラッドやハイジーは気絶しているものの、他の聖騎士たちは皆いっとき呆気にとられてヴリトラの死体を見た。誰も彼も、この驚異の魔竜を倒せるなどとは思っていなかったのだ。

 それは魔王軍もまた同じで、激烈に攻めかかってきていた魔物たちが動揺したように動きを止めている。戦場の誰もが、もの言わぬ躯となったヴリトラを見つめていた。

 リフィアの顔に、少しずつ笑顔が戻ってくる。

「たおした、倒したわ! エイルーー!」

 喜色もあらわにリフィアが叫ぶ。ヴリトラの体内から飛び出したエイルは、そのまま2、3回ホバリングした後、力尽きたように地上へと降りた。体内で損傷したのか、甲冑の片翼も歪んでいる。

 助けに行かなければと、リフィアが疲れ切った体に鞭打って立ち上がりかけた時、眼前で恐ろしい事象が起きた。ヴリトラの目が再び開いたのだ。

「…………ッ、……ルル……、グ……、グルルルルオオオ!」

「え?」

 全身を中から斬り刻まれ、魔核すら奪われたはずのヴリトラが、再び息を吹き返す。切り裂かれた身体にみるみる肉が盛り上がり、血管が繋がり、再生を始める。ありえない状況にリフィアは瞠目した。

 よく見ればヴリトラの腹側にある傷の奥に、もう一つの魔核があった。信じがたいことに、ヴリトラは魔核を2つ持っていたのだ。

 絶望的な状況――わずかな希望は、ヴリトラの魔核が露出していることだ。今ならば、今だけは、エイル以外でも破壊することができる。

「だれ、か。誰か、ヴリトラに止めを!」

 リフィアがあたりを見回した。だがエイルは力尽き、ハイジーもメングラッドも気絶中。他の騎士たちは猛攻を再開した魔物を押し止めるので手一杯だ。

 そしてリフィアには、もう魔力が残ってない。

「……いえ、あったわね、これ(・・)が」

 疲労で痺れきった腕を無理やり動かし、リフィアは自身の甲冑胸部へと手を伸ばした。呪文操作で胸甲を開く。本来メンテナンス時にしか開かない箇所なので即座に警告音が鳴り響くが、無視する。

 そこに収められた炉心宝玉……ガルグイユサファイアを、手で掴んだ。

「ぐっ、ううううううううううっ!」

 刃を食いしばり炉心宝玉を取り外そうとする。途端視界が真っ赤に染まった。激痛が胸からほとばしり、気絶しそうになる。

 炉心宝玉は魔法甲冑の動力であり、装着者の補助魔力炉でもある。リフィアたち騎士は全員が胸に要石と呼ばれる台座を手術で埋め込んでおり、甲冑を身に着けているときはそこに炉心宝玉が収まり魔力回路を繋いでいる。つまり今の炉心宝玉は、リフィアにとって体の一部も同然の存在だ。

 自分の心臓をえぐり出すが如き所業。リフィアの視界が明滅する。耳鳴りがするほどの警告音がなっている。両目から血が吹き出し、食いしばりすぎた奥歯は砕けた。

 それでも。

「ううううああがあああっ!」

 リフィアはガルグイユサファイアを取り出した。動力を失った魔法甲冑がガクリと力を失う。甲冑本来の重さがリフィアにのしかかる。

 リフィアは自身の銀弓で体を必死に支える。魔力矢(マジックアロー)を生み出す魔力はなく、一本だけ残った矢の先に炉心宝玉をつけ、その魔力で氷の矢じりを形成する。

 ヴリトラの回復は急速に進んでいる。肉や内臓が次々と再生し、魔核の周囲に肉が盛り上がっている。鱗を形成されたらもう終わりだ。

 最後の一本。氷の矢が完成し、弓につがえる。

「こ、の……いい加減、倒れなさいよ」

 だがそこで限界を迎えた。弓を引いて狙いを定めることができない。指先に弦が食い込み、血が吹き出す。そこまで力を込めているのに、少しも引っ張れない。

 あと、後ほんの少しなのに――、

「こんな時でもお上品だなぁ。てめえは」

 隣から手が差し伸ばされ、弓を支えた。驚いてリフィアが横を見ると、気絶していたはずのメングラッドが笑っていた。

「あんな化け物にはこう言うんだよ、いいか?」

 メングラッドの手がリフィアの手に重ねられ、共に弓を引く。リフィアは狙うだけでいい。リフィアとメングラッドは、ヴリトラの魔核に狙いを定め、叫んだ。


「「く た ば れ!」」



 引き絞られた弓が放たれる。狙い過たず氷の矢が魔核へと突き刺さった。ガルグイユサファイアが内側から魔力を暴走させ、上級魔法にも劣らぬ巨大な氷雪破壊を発動する。


「グルオオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」


 それが暴竜最後の咆哮だった。魔核が破壊され、復活間近だった身体の再生が止まる。ヴリトラの身体がぐらりと揺れ、大地に倒れ伏した。地面がたわむような衝撃波が戦場全体へと広がる。



 ◆◆◆◆



 その光景を目にした時、ヘルムートは思わず立ち上がった。

「馬鹿な」

 低く呻く。隣のシャルルもまた唖然としてヴリトラの巨体が崩れていくのを見つめた。

 やがて、暴竜が地面に沈むズシンという響きが、遠く魔王軍本陣まで届いた。

 魔王が瞑目する。歯の間から絞り出すようにして言葉を紡いだ。

「シャルル、前線部隊に命令だ。攻撃を中止し撤退せよ」

「なりません、陛下!」

 思わずシャルルは反駁した。彼女がヘルムート相手に声を高くしたのは初めてのことだ。

「まだ魔王軍将兵は数万以上が健在です。敵は消耗し尽くしています。必ず倒せます!」

 ヘルムートが力なく首を振る。

「無理だ、参謀長。こちらはヴリトラがやられることなど想定していない。ヴリトラがいるからこそ帝都も落とせると踏んでいたのだ。侵攻作戦が根本から崩壊した。魔王軍を再編成するためには一兵の無駄も許されない」

「だからこそここで決着をつけるべきです。ヴリトラ様をも屠るような連中を逃してはなりません」

「しかし――」

「ここで退けば!」

 シャルルは涙混じりで訴えた。

「陛下の不敗神話に傷が付きます! 私が、私がいたのに、陛下に、勝利を……」

 そこでシャルルの言葉が途切れた。涙にむせたのではない。頭上に、白く舞うものを見たからだ。

「雪……」

 ヘルムートもまた空を見上げる。鉛色の空からは後から後から白い雪を振らせていく。

 セプテム山脈に普段より早い冬が来たのだ。魔王軍にとって致命的な冬が。

「――撤退する」

「陛下」

「決定だ。我々はこの地での継戦能力を失った。撤退しかない。認めよう参謀長、我々は、敗北したのだ」



 ◆◆◆◆



「え……?」

 魔王軍の本陣から信号魔法が空へと打ち上がるのを、満身創痍のエイルは見た。それは一筋の光跡を描いて空中高くで赤く輝く爆発をする。

「魔王軍が……」

 赤い輝きを見た魔物たちは、一斉に身体の向きを変えて撤退を開始した。それは波が沖に向かって引いていくようで、無数の魔物たちが列を揃えてセプテム城から去っていく。

「終わった、の?」

 騎士団は誰しもが現実をうまくつかめないでいた。あれほど激しかった戦いが唐突に終わりを告げたことで、ポッカリと戦場に穴が空いたような感覚に陥っていた。

 やがてエイルが、つぶやく。

「……生き残ったんだ」

 勝ったとはとても言えない状況だった。ただ生き残った。そんな安堵感が身体を包む。

「エイル……」

 そこへ、他の騎士に肩を貸してもらいながらリフィアがやってくる。メングラッドに、ハイジーも意識を取り戻したらしい。誰もかれもが泥と埃と煤と血で汚れ、傷ついていた。

「生きてる」

 エイルの両目から急に涙が溢れ出した。その場に武器を放り出して、エイルは彼女たちに駆け寄った。

「生きてる、生きてる!」

「ええ、私達みんな生きてるわ」

「みんな……、みんな。私達、生き残ったよ」

「ええ、生きてる」

 互いに抱きしめ合い、涙を流す騎士団を空から舞い散る雪が包み込む。敵味方の死体が混在する戦場を、真っ白に覆っていく。



 

 その日、戦争全体から見れば小さな戦場が一つ、決着した。半年以上に及んだセプテム城攻防戦が、終わった。

 これにてセプテム城攻防戦は完結です。ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。


 途中色々と悩み、この形では終わらせられないかと危ぶんだこともありましたが、ここまで書ききることができて嬉しいです。読者の皆様のお陰です。改めてお礼申し上げます。

 この後は戦いの後を描くちょっとしたエピローグを挟んでから、新章を書きたいと思ってます。

 ただ魔王軍はこの後冬営期に入ってしまうので、しばらくは騎士団の日常を描くことになるかと思います。これからも作品をお読みいただき、応援していただければ幸いです。

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[良い点] 戦争に勝ったこと。よい勝利だった。 [一言] 続きが読みたいです。
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