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落ちこぼれ

「身分証明書には能力が記載される、少し見せてくれ…」

「いいですよ」


レーベヒト マース

職業 エンジニア

能力


体力 E+5 

パワー D+4

スピード B++ 

技術 A+

耐久 C+++

知力 A+

精神 C

魔力 C


「…」

「…この「+」ってなんですか?」

「努力値だな…最大で+5だ」

「そう…です…か…」


 この時レマは知りたくないことを知ってしまった、もう身体能力は限界が近いことに…


 レマはただでさえ絶望ムードからさらに落胆してしまう…


「それにしても…どこでそんな努力を?」

「…それは…その…」

「わかった、誰でも言えない事情がある」


◇      ◇      ◇


 屋外…


「…そうだ…ユニークスキルは?」

「…なんですか…?」


 レマの全く知らないヘルメアの言葉を前に渋々「知らない」の返答を返すことしかできない。


「そんなことも知らないのか…誰でも一人一つ以上持っている唯一のスキルだ、それだけで生き方が変わる人もいる」

「…」


 当然レマにはそれらしい能力の自覚などない。

 

「…そうだ…お前がユニークスキルが覚醒するまで私が様子を見てやろう…最低限の自衛力もありそうだしな」

「…ありがとうございます…」


 結局、レマは拾われる形でヘルメアの傘下に入ったのであった。

 

◇     ◇     ◇


 草原…


「そういえば…周りの人たちは武器を持ってたりしてますが…もしかして普段から武器を振るう事情でもあるのですか?」

「そんなことも知らないのか…町の外にはモンスターがはびこっているからな」

「モンスター?その…ウォーッ!みたいな?」


 レマは両手を上げて言ってみせると…


「随分と可愛い表現だな、大体合ってるぞ」


 ヘルメアは笑ってそう返えした。


◇     ◇     ◇


「ほら、そこにゴブリンが一体いる、レマの実力を拝見させていただこうか」

「…わかりました」


 レマはナイフと拳銃を取り出し構える。


 ウパッシャァァァ!


 ゴブリンは手斧を振りかざす


 レマは横に飛びこんで回避して背中で着地、拳銃を向けるが…


(…ダメだ…ここで貴重な弾丸をここで使うのはダメだ!)


 ウバァァァ!


 ゴブリンは躊躇するレマに手斧でで攻撃を仕掛ける。


 ズスッ!


 しかしレマはどうにか攻撃をかわしは体制を立て直す。


(なら…ナイフで…やるしかない!)


 レマは拳銃をしまい、接近戦を試み、慎重に近づいていく…


 ギィァアァ!


 ゴブリンはいきり立ってとびかかる。


「ウあああァッ!」


 レマは恐怖から冷静さを失い尻もちをついてしまう。


 ザシュ…


 レマがひるんだ瞬間、ヘルメアがゴブリンを一閃、真っ二つに切り裂かれ胴体から上下が分かれた。


「…ありがとうございます…」


 レマはかなり情けない気持ちだった、感謝の言葉の裏では下唇を噛んでいた。

 

 普通ならゴブリンなど最初に相手する手ごろな相手の一人、しかも勝機もあったなのに弾薬の消費を渋って結果的にレマ一人なら敗北する状況に至った。


 そして何より…どこかで「ヘルメアさんがやってくれる…」と思っていたこと…それが一番情けなかった。


「なんだその武器は…見かけないものだな…それに動きは硬いがしっかりしていた、しかし戦闘慣れはしていない…これはどこかで戦闘の訓練を…おっと…それは聞かないことにしていたな…」

「いや…話しますよ…僕のことを…これ以上引きずるつもりはありませんよ…ただ…信じてくれるかわかりませんが…」



 追加要素


 体力


 身体的な技を使う回数に関する能力。




 努力値


 だいたいB+5でAのすこし上ぐらい能力が上昇する。

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