敵襲
「…もしかしたら奴は両軍の情報を収集するスキルでもあるのだろうか…」
ブロロロロロ…
しかし突如レマの耳から聞いたことのある音が響く…
「…!これは!ヘリの…!」
「え!?ウソ!」
レマはすぐさま空を見上げる…するとそこには巨大な戦車をぶら下げたヘリコプターが2機が浮遊していた…
「敵襲です!」
「まさか…あの時のセンシャ?!」
「…少し砲の形が違いますね…何をしてくるかわかりません、注意してください」
「ア…アタシは…」
「…あのトラックで逃げようにもおそらく速度が足りません、よって逃走はあきらめた方がいいでしょう…」
「やっぱり…?」
「でもあのデカブツどうするんだ!?」
「それは…ヘルメアさんのデェズムでエンジンなどを壊してもらう…もしくはフューリアさんのアクレベントイグスチェンジで僕たちが利用できるものに変える…この二つですかね…後者が一番なのですけどね…」
「ア…アタシが…?」
「フューリア、やるしかないんだ…」
「…ですがどうしても手に触れられるぐらい肉薄しなくてはなりません、」
「ア…アタシが…前線に…」
ドガァァァッ!!
そうこう言っているうちに戦車が着陸、そしてその轟音が響く…
「そろそろです、来ます…」
「初手はどうく…!?二両ともこちらに来ます!」
「なんだって?!」
そして二両の戦車はそのままレマたちの家に突っ込んできた
「ボフォーブン!」
レマは戦車たちを止めるべく壁にボフォーブンを発動する
「ぐぉ…うぐぅ…!」
なんとかではあるが受け止めることに成功している…
二人は今のうちに回り込んで
「ディズム!」
「アクレベントイグスチェンジ!」
そして二人は回り込みに成功しヘルメアの方は戦車の砲塔回転装置とエンジンを破壊、フューリアも…
「もうちょっと!もうちょっと待って!」
アクレベントイグスチェンジは価値が高ければ高いほど発動に時間がかかるのだ、相手は未来技術の結晶、高くないわけがない。
そして砲塔がフューリアの方へ向く…
「いや…そんな…イヤァァァァァ!」
フューリアは死を拒む絶叫をあげるが戦車は容赦はど知らない。
カッ…キィィィン…
が放たれたのはスタン弾であった…しかし…
「…!フューリアさん!ヘルメアさん!」
二人は近距離でスタン弾の影響を受け気絶した…
(…どうする…僕には奴をどうにかする手段はない…だが…あのスタン弾使用は僕たちを殺すのが目的ではない…いっそここは…!)
カッ…キィィィン




