表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/22

新たな仲間(?)

「ここが…中間地点…」

「お疲れ、ゆっくり休めよ」


 ここはエリトリアという村


 しかし疲弊したレマには村を眺める気などサラサラない、宿に直行する。


◇       ◇       ◇

 

「あ"〜明日もここまで過酷な旅を…」

「今日がヤバすぎただけだ…流石に私も疲れた…そういえばここなら水がいくらでも手に入るが…」

「今日は結構です」

「だよな」


◇       ◇       ◇


 翌日…


「おはようございます」

「おはようさっさと出発の準備と行くか」

「ですね、あとその前に500ヘレナ貸してくれませんか?」

「いいが、無駄遣いはよしてくれよ」

「わかってますよ」

 

◇       ◇       ◇


「やりたいことは概ねできました」

「私も準備完了だ、行くぞ」

「ハイ」


◇       ◇       ◇


 移動中…


「そういえばレマが前いた世界はどんな世界だったんだ」

「…この世界よりも200年…いやもっと先かもしれません…魔法とかはあまりないと思いますが」

「…魔物とかはいるのか?」

「いませんね、本とかならそれっぽいものはありましたが」

「なら何故お前みたいな軍人やあんなデカブツがあるんだ?」

「…それらは人間に対して使われる兵器です」

「な…まさか…!」

「前の世界の大国同士の戦争は今のところありませんが、小国同士のテロなどは今なおも続いていますね」

「…」


◇      ◇       ◇


  ガササッ

  

「来ます」

「わかっている」


 二人は武器を構え様子をうかがう…


「はぁ…はぁ…」


 バタリ…


「人間ですね…」

「随分と冷静だな…」


 二人の前に倒れたのは白衣を身にまとった女性だった


「大丈夫ですか?意識があれば返事をお願いします」


「う…ここは…?」


(…この世界に似合わない白衣…そして彼女はここはどこかわかっていない…もしかして…)


「あの…さっきまでどこにいました?」

「…?えっと…実験室で…確か事故が…ッ!」

「なんの実験を?」

「確か…軍事兵器の実験を…」

「何ッ!」


(彼女も間違えなく…僕が前にいた世界の住民だ!)


「…すまない、私には今の状況がサッパリだ…」

「そんなことより、こんなうっそうとした森から出してくださいぃぃ~!」


 白衣の女はそう懇願するが…


「あの…白衣のお姉さん…僕たちの目的の村まであと100kmはありますよ…」

「嘘ぉッ!あ”あ”ッ!もう嫌だわぁぁぁ!事故ったか思ったら次はこんな森にぃぃぃ!」

「叫ぶ元気があるなら大丈夫そうだな」

「そうですね、100kmなんて案外あっという間です一緒にいきましょう」

「そんなあぁぁ!車もなしにこんな距離をぉぉぉ!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ