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第0話 始まりの音野
あるところに花香音野という巫女の少女がいた。
その巫女は悪霊退散を除くちょっとした魔術が使えるようだ。
では、早速 花羅賀寺を覗いてみよう。
「うーん。今日は晴れか…。今日も仕事頑張ろーとっ。」
おやおやのんびりしてるではありませんか。
実は魔術は晴れだとその力は解放されてしまうんです。
「もう魔術なんかいらないなぁ…。何に役立つんだろ……。」
そう。すでに彼女の額には魔術師の証の印が浮き上がってきたのです。
魔術といえ、使えるのは人の心を読むことと、別の人になるだけしかまだ音野は使えません。
さて、これからはどうなるのでしょうか?
第一話に続く