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異世界では楽しく生きていたい  作者: 眠り猫
能力と仲間と心強さと
1/4

異世界に行ってもそこは平和そのものでした

俺はただの社畜、趣味は昔はあったが今では少ない休みにする事なんて寝る事だけで何も出来ずに1日が終わっていく。


そしてデスマーチから解放されて帰路についていると

とてつもない頭痛がした


そして俺はそのまま意識を失った


「知らない天井だ」

俺は意識を取り戻すとベットに寝ていた

俺の家は敷布団だから俺の家ではない、病院とも思ったものの、周囲にそれらしき機械や物は無く誰かの寝室といった雰囲気だ。


そんな事を考えているとドアが開いた

「どうやら起きたようね」

金髪の羽が生えた美少女が入ってきた


「え〜と、とりあえず君は誰?俺何があったのかもよく分かってないんだけど」

「私はファミラ、一応は魔族よ、アンタはいきなり空から降ってきたのよ」


空から降ってきた?俺の最後の記憶は道端で気絶だから降ってくる意味がわからない


それに魔族ってこの子が頭おかしいのか俺は夢を見ているのか、それとも俺は異世界とやらに行ってしまったのだろうか

「アンタも自己紹介くらいはしたらどう?」

「俺は、、誰だっけ」


思い出せない、自分の記憶や思い出はハッキリ思い出せる、まぁろくな思い出じゃないが

だが名前だけが思い出せない


俺は誰だ


「まぁあんな角度で地面に激突したら一般人なら死んでてもおかしくないからね記憶喪失くらいまだマシな方よ」

「そんな凄い角度で落ちてたの?俺」

「それはもう彗星のごとく地面にゴチーンっとね」

そんなので生きてる自分が怖い


とりあえずこの子の羽を見るに異世界に来たという事で納得しておこう

あまり納得したくないけど

「記憶喪失ねぇ、まぁいいわ、とりあえずおそらくアンタが落ちてきた理由を話すわ」

そうしてファミラと名乗る金髪の女の子は俺に説明してくれた。


俺が降ってきたのは伝説に残る戦士だかららしい、その戦士はどこからともなくやってきて世界を滅亡に導くとされる魔物と戦い世界を救う存在らしい。


「いやいや、いきなり伝説だの言われても」

「別に信じなくてもいいわよ、伝説に魔物は数百年前から少なくなってきてるらしいし」

なら俺は何をすれば良いんだろうか、別に伝説の戦士が必要無いならお偉いさんから「金渡すから旅でろ」とか言われる事もないわけだし


「それでファミラ、俺は何をすればいいのかな?」

「アンタ私の仲間になりなさい、というか最近生活が苦しくなっていてるので仲間になってください」

ここまで綺麗なDOGEZAは初めてみた なんか見ず知らずの相手にまで頼らないといけない状況なのだと考えると可哀想だ


「仲間になるといっても何をすれば良いんだ?根性ぐらいしか誇れるものは無いぞ」

「とりあえず、魔物の討伐に行くわよそれで今日の分だけでもお金を稼ぐの!アンタは伝説の戦士なんだからきっと強いはずよ」

そう言ってファミラ無理矢理俺の手を引っ張って外へ出た

「よし、それじゃ行くか」


まず冒険者ギルドとやらに来た、

ここで魔物討伐や素材集めの依頼を受けてお金を貰うらしい


冒険者と言いながら冒険はあまりしないし仕事内容も言っちゃ悪いがフリーターだ、だが命がかかっているため報酬は高い

だから一発逆転を目指す者や孤児などのお金が貰えればそれで良いという人間がほとんどだ


ちなみに普通に働かないのは過去に仕事でミスって借金が大量にあり普段の生活もままならないかららしい

とんでもないのに巻き込まれたな


「とりあえずまずは簡単なゴブリン討伐にしましょ」

「こういうのって登録だとか、そう言うのって必要ないの?」


「依頼を受ける人が多すぎるのよ例えば素材集めの依頼でたまたまその素材を持っていただとか安めの依頼はそれだけ簡単だから子供の小遣い稼ぎとしても使われてるせいでいちいち登録していたらキリがないのよ」


たしかに異世界だと遠距離で連絡する手段が手紙くらいしかないだろうから引越ししたり旅してる時に毎回するのは億劫だし人が増えればその分受付の人の仕事も増える


「そういや討伐の証明とかってどうやるんだ?」

魔物の素材を一部持って帰るとかだとしてもそれを使い回したり売られてるのを買ったり様々な抜け穴が存在する


「たしか何を何体倒したか分かる見たいな魔道具があるのよ魔物は死ぬと魔力を放つらしくて周囲の生物はそれを吸収して強くなるみたいな生態を利用してるとかなんとか」


なるほど魔道具なんて物もあるのか便利そうだ

にしても魔物を倒して強くなれるってRPGでよくあるレベルアップ的な物か凄い世界だ


「てかファミラって戦えるの?なんか想像出来ないんだけど」

ファミラは魔族だから戦闘能力はあるのだろうか?まぁ魔族についてよく知らないけどね、それはともかく見た目からは強そうに見えない。


「こう見えても私は魔法が得意なの、だから私の魔法でゴブリンくらい余裕よ」

そう言って自信満々に笑った そして依頼を受けた後、ゴブリンが居ると聞いた森に着いて少し歩くと


「いたわ、ゴブリンねいくわよ!『ファル』!」


そしてファミラはゴブリンに光の玉のような物を飛ばした!

そしてゴブリンは粉微塵になって消えた


というほどでもなく腹に痛々しい火傷が出来たぐらいだった

「さぁこれで舞台は整ったわアンタの実力見せてみなさい!

け、決して思ってたよりゴブリンが強くて倒せなかったから押し付けるわけじゃないのよ、ア、アンタの実力を見る為に手加減したの」

なんかツンデレが色々言っているがとりあえず俺は拳をゴブリンに向かって構えた


ゴブリンは持っている木の棒で防御の姿勢をとりながら様子見している

俺は体を低くし、距離を一気に詰めゴブリンの懐に潜り込んだ

ゴブリンは咄嗟に木の棒を少し下げ横薙ぎを入れてきたが

俺はゴブリンの攻撃より早く腹に拳をねじ込んだ、ゴブリンは少し吹っ飛んだがすぐ起き上がり綺麗なネックスプリングスを魅せその勢いで突っ込んできた


俺は左腕を構え防御したがそれでも武器を持った相手の渾身の一撃、骨折ほどではないがかなりのダメージをおった

元社畜にはこれはキツいだが、ここで怯めばファミラが居るとはいえ骨折ぐらいはしてしまうかもしれない


そう考え痛いが無理矢理体を動かす、あくまで痛いだけだ、この程度上司のパワハラに比べりゃ屁でもねぇ

そして俺は相手の後隙にすかさず全力のストレートパンチを叩き込み少し怯んだのを見逃さずアッパーを入れ

そしてゴブリンの腕を掴んで地面に叩きつけ、頭を踏み潰した

そして俺は初めて魔物を“殺した“

初投稿作品なのでコメントで誤字脱字や感想を聞かせていただけると幸いです

批判コメントでもドシドシください

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