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温泉巡り




体を洗いあった私達は、夜風の気持ちのいい露天風呂で暖を取った。

この気温と水温の差が、気持ちいい。

冷たい夜風で神経が張りながらも、お湯で溶けていく感じ。



「よおーし!じゃあ一発目は、打たせ湯といくか、聲!続け!」



「あらほらさっさー」



打たせ湯である。

上から、滝の様に温水が降ってきて、体を打ちつけるのだった。


痛い、痛い。

思いの外、見た目地味な割りに威力高めなんですけど!



「肩とか背中に当てると、気持ちいいぞ」




いや、小学生の矮躯には無理があった。

ギブアップ。




「ハッハッハッ。わいるどじゃないなー聲。まだまだお子さまだな!」



「なんとでも言って下さい。次行きましょ」



「うむ。では電気風呂だ」




湯に浸かる。

片足つけた時点で既に、ピリピリきていたけど、全身浸かると、頭の中にビクン、ビクンくる。

これは、私好きかも。



「聲、気持ちいい?」



「ええ、凄く」



「快楽も電気的信号だからねー。エムは素直なんだろーな。もちろんミートゥーよ?」



「次、行きますよ」



泡風呂だった。

ゴウゴウと、勢いよく湯の中でジェット水流が出来ている。

これは、ふつーに気持ちいいでしょ。


片足ずつ入って......



「ひゃわ!?」



向きを間違えて、お股に泡が直撃してしまった。

や、やりがちよね、この失敗?


隣で七菜さんが、鼻血を拭っていた。



「聲の思わぬサービスカット。効いたわ~」




「........」




.......続きまして、薬草風呂。

薬草風呂?

なんかお湯が茶色い。

袋が浮いている。

あれが薬草かな?

傷に染みるって事かな?

いやー傷なくて良かった!

七菜さん、なんでニヤニヤしてるんですか?




「まー入ってみ」



警戒しつつも片足つかる。

何ともない。

全身ゆっくりと浸かる!



「.......!!お、お股がーーー!!」



隣で七菜さんが、クックックッと笑っている。

なんで!?

傷なんかないよ?



「雑菌とかにも反応して、痛く染みるんだよ。いやー、いいリアクション見れて嬉しかった。正直、温泉でこれがメインでした。おっと、聲が怖い顔で睨んでいるし、私も地獄へ行くとしよう」



七菜さんも、全身を薬草風呂に浸けて、


お股がーー!!


と、叫んだ。



「んで、牛乳風呂と。バラ風呂と」



お肌に良い感じはする。

先ほどの薬草風呂の後だけあって、まったり感がスゴい。

ヒリヒリしたお股も癒される。



「幼女の出汁~」



飲むな!

七菜さんにツッコむ。

次。




「サウナと、水風呂。けど、聲まだ小さいから止めとこう。では私だけ失礼して」




七菜さんが往復サイコクラッシャーをして、ととのった。



「さあ、ラストだよ!足ツボ湯!俺の屍を越えていけ!」




お湯に半身浸かりながら、下がデコボコしている道を、通って歩いていく感じ。

うん、あんまり痛くない。

平気かも。


アレ?七菜さんがまたニヤニヤしてる......!

な、なにコレ!

道の途中でツボを刺激する石が、鋭角な物に変わってる!


苦痛で顔が歪む......!

引き返そうとしたら、七菜さんがいたく鼻息を荒く私の苦悶する表情を見てくる。

戻れない.......。




「堪忍して......」




「ゴーアヘッドだ聲!そそる」




足ツボ湯が最後でフィニッシュ。

脱衣場に戻り着替える私達。

腰に片手を。

もう一方の手には、フルーツ牛乳。



ゴッゴッゴッと一気に飲み干す。

足元の御座。

扇風機の風。

果てしなく気持ちいい。




「ここはスパだし、ラーメンでも食べて帰るかあ」




七菜さんの提案に、1もなく2もなく頷いた。






続く




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