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どうして、教えてくれなかった・・・

スイマセン、やり方

分からなくて,何かいっぱい

本当の気持ち・・・

本当の気持ち・・・

って二個繋がっちゃいました


先日、放課後に呼び出され行って見たところには、何とあの呼び出した寺野将が、そこで話を聞くと「付き合ってくれないか?」と言う告白だった。

さあ、これからメイはどうするのか・・・

「ねぇ、周りには絶対教えないでね?噂になったりしたらうるさいから・・・。お願い。」と、メイが必死に頼んでいた。すると将が

「俺だって言う気はない。うちのクラスのやつらはみんな情報をすぐにばらしたがる人ばっかだから教えねえよ。」

と、将が怒ったような顔でそう言った。

「何で怒った顔するの?うち何か悪い事言った?」と、メイは悲しげな顔で将を見た。

「そんな悲しい顔すんなよ。俺お前を責めたわけじゃ、ないんだから・・・。」

空気がすごく気まずくなってしまった。本当はこうなりたくなかったのにと心の中で思ってる物の

それをどう伝えたら良いか分からなくなってしまった。すると急にメイが

「ねぇ、今日は一回家に帰るね。それで,今度またデートしよっ!」と少々引きつった顔で笑って言った。

「あぁ、今日は何か俺の性で悪かったな・・・。また今度な・・・次はお前の行きたい所行こうゼ!」

「・・・うん。じゃあ今日はこれから用事あるから帰るね。・・・じゃあ」

「・・・あぁ。」このとき二人はこのまま別れてしまったらどうしようと,嫌な予感が頭の中を過ぎった。

         あれから二週間後・・・

急にメイからメールが届いた。内容は、

【いきなりでごめんなさい。でも、今一番最初に言いたかったから・・・。実は、私と別れてほしいの。

理由は聞かないで下さい。でも、お願いします。本当は私も別れたくはないんです。ごめんなさい・・・】

衝撃を受けた。まさか、別れる理由って二週間前のあれ?そんな・・・

俺、なんて事をしてしまったんだ。取り返しのつかない事を・・・

と、将はこの日ずっと自分を責め続けてしまった。

    次の日

将はなぜ別れるなんて言われたのかを探るためメイの周囲の人に聞き込みをした。

「ここの近くに住んでいる日々野メイさんのお宅で何かありましたか?

何でも良いんです。お願いします。教えて下さい」と、熱心に聞いた。

それで、一つ情報を得た。それは、メイは今まで必死で隠してきたが,メイは実は重い病気にかかっていて

それを治療するために外国に引っ越してしまうと言う。

それなら教えてくれても良かったじゃねぇか・・・。何で教えてくれねぇんだ・・・。

でも、病気の事も教えてくれなかった。何で俺には・・・他の人は知ってたのに・・・

その日、将はメイにあのメールの返信をした。

【俺はお前が今どんな状況になってたとしても,守ってみせるから別れるなんて言わないでくれ。お前が大好きだよ。

絶対別れたくない。俺、今から会いに行くから、家開けといてくれ。】

と、言う物だった。その2分後に返信が来た。

【分かった。今誰もいないから来て良いよ。でも、理由は言わないから、と言うか言えない。】

【ごめん、理由はもう周りに聞いちゃった。悪気はなかった。でも、急に別れるとか言われたから何でかな?と思って、

ごめん・・・。】

【謝らなくて良いよ。理由を知ってるなら話は簡単だよね。そう言えばいつ来るの?もしかして

まだ家も出てないとか?】

【家出たよ。そして,もうお前の家の前にいるよ。びっくりさせようと思ってさ。何か嫌だった?】

【いや、大丈夫。それじゃあ今すぐ迎えに行くね。】

急にチャイムが鳴った。メイはドアを開けた。そこに居たのは、ついさっきまでメールをしていた将だった。

「よっ!何で急に別れるとか言い出したんだよ。俺は別れたくないよ?」「だって,こんな病弱なの彼女にしてちゃダメだよ。」悲しい顔して,メイが言った

「・・・メイ、俺。」ついに分かってくれたかとメイが思った。

「俺はメイが病弱だとしても、別れないよ。俺はちゃんとお前の事愛してるよ。安心しろ。」

急にメイが大粒の涙を目に浮かべた。

「何で泣くんだよ。本当の事言ってるのに。」

「だって,初めて言われた。愛してるなんて・・・。」「言われて嬉しい?なら,好きだ。好きだ。好きだ。好きだ〜!」メイはすごく顔が赤くなってしまった。

「やめて,恥ずかしい。ずっと言うなら,もう帰って(照)」「いや、やめない!俺はお前が好きだからっ!」笑顔で将は言った。

「もういい加減にしてっ!」恥ずかしそうな顔をして、メイは笑い泣きをした。

「もう,うち家に入る!さよなら!」・・・何で?まさか、怒った?怒らせるつもりはなかったのに・・・

どうしよう、勇気づけてあげようと思ったのに・・・。

あいつに嫌われたのかな?ちょっと悪い事したかな?

                   それから二週間後

将の家に誰かが来た。同じクラスの優羽だ。

「おい、将!お前何で空港に行ってないんだ?」

「?何で空港?俺別に行く用事が・・・」と、言うと優羽がびっくりしたような顔をして

「知らねぇの?メイ、今日外国に行っちゃうんだよ?」?!何で?俺だけ?教えられてないの・・・

何でだよ!何で俺には・・・。メイ、待っててくれっ!頼む・・・。

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