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その少年、ネイト・ランド・グラグ…

 その世界には特別な力が存在した。その種類は様々で家事や農耕、戦闘皆がそれぞれで生活を豊かにしていた。


「おぎゃぁぁぁぁ」


 大きな産声が空を舞い大地を駆けた。


「おめでとうございます!!男の子ですよ。シャーロット様」


―7年後


「グラグ様~!!運竜様がお待ちですよ~」


  この世界では7歳を迎えたときに自身が持っている加護を調べる仕来りがある。 

 そしてこの少年グラグ・ネイト・ランドにもその日がやってきた。


 扉を挟み少しこもった声が部屋に響く。急いで引き出しを開けて着替える。


 飛び込むように扉を開けて、門戸へ向かう。


「グー!」


※「グー」は母シャーロットがグラグを呼ぶ時

  の愛称


「はい‼」


 シャーロットからの突然の呼び掛けに声が裏返る。

 シャーロットはゆっくりと歩み寄りグラグの体に触れる。グラグの服を整えながら続ける。


「いい?グー。あなたが例えどんな力を持っていても持っていなくても、あなたはグラグ・ネイト・ランド。その名に恥じぬ生き方をしなさい。」


  決して多くは語らずその言葉の意味を探し出せと言わんばかりにグラグに言った。それでもその言葉には一切の迷いはなくいつにない真剣な面持ちに少し動揺しつつ答える。


「はいお母さん。僕はこの名に恥じない男になります」


 そして、母はゆっくりグラグを抱き寄せる。しばらくの沈黙の後、再び顔を合わせる。真剣な顔を崩し、優しく笑う。


「じゃあ、行ってらっしゃい!」


 グラグはその顔に負けない笑顔で答える。


「行ってきます!」


 母の元から勢いよく離れ、運竜へ走る…続く

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