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謎のエッセイ・汚泥からこんばんは

作者: キラ子

語るべきことがない。

別に世の中に伝えたいことがない。

言って世界が変わると思えない。

それでも、今なんとなく聞いてほしいことを、ボヤく感じで書いていく。ごめんなさい。

コンディション的にクラい話になるので、引っ張られがちな人とか、嫌いな人はブラウザバック推奨。お互い引き続き俺たちのためのインターネットを楽しみましょう。


友だちが欲しい。

もしかしたら、友だちがいない私、を惨めに思わずに済むために、友だちが欲しいのかもしれない。でもそんな奴と私は友達になりたくないので、だから友達がいないんだと思う。

あと、いざ遊びに行くってなったら、億劫だし。約束、したくないし。行けば楽しいのはわかってるのに。

お互い、気が向いたときに今から家行っていい?が言えて、気負わずいいともだめとも言える関係がいい。都合が良すぎる。


コミュ障のくせに、人と話がしたい。人は会話をしないとだめになってしまうのかもしれない。最近、業スーのおばちゃんとする、会話とも言えない会話に癒やされている。初対面の相手との後腐れのない会話は気楽でいい。前に会った人には、とたんにしどろもどろになってしまう。回を重ねるごとに、至らない点が露呈する気がして、しんどくなる。私は傾聴ができないらしいし、多分相手の話から連想した話を滔々としてしまうタイプの会話泥棒だし、失言フルコンボだドンだから怖くて当たり障りのないことしか言えないし、相手の意図を上手に汲み取れない。コミュ力がある人は、ズルいと思う。私が行けないところに、ポンポンと行けてしまうし、行きづらい場所なんて無さそうだ。というふうに、私には見える。彼らには彼らの地獄がある?うっせーなぁ。ムカツク。

時折、というか最近は頻繁に、対面のコミュニケーションに於いて言葉は不自由に感じる。目を合わせるとか、笑いかけるとか、相手を見て、触れる行為のほうに、よほど自由さを感じる。


雑誌をあまり読まなくなった。それでも雑誌のエッセイのコーナーは割と好きだ。光浦靖子とか大槻ケンヂの文があると、嬉しい。

人とまともな会話ができないから、人間成分の補填としてエッセイを読むのかもしれないなどと思って後ろ暗い気持ちになる。多分コミュ力おばけたちは、ふつうに生きているだけでエッセイやインタビュー読むのと同じかんじなのだろう。と、思うと同時に、そうやって他人をコンテンツっぽく見ちゃうところがもう人としてだめなんじゃないの?とか、思う。


前にTwitterで「薬物中毒者がラリって描いた絵は皆同じテイストになってしまう」と見て、改めて、薬物だけはやるまいと思った。ところで、アル中の書くものも、似たようなテイストになっちゃうのだろうか。


胸の内を鋭く描いた人に、未だに憧れている。多分私が文や絵をやるのは、それが理由の一つだ。鋭い俺を見せたいお前超鈍そうだしイヤらしいよ、みたいなツイートがバズってて、傷つきながら、それはそうだよなぁと思った。


「それはそうだよ」って、いろんなことに対して言いながら、半分無理やり諦めていたら、その半分たちが反乱起こすみたいに体と心が言うことを聞かなくなって、気がついたらなんか「何で私が、物分りよくならなきゃいけないの?」って声に出して泣いてた。涙はボタボタ落ちることがあるのだと思った。絶対何かに使ってやる、と思った。昔から、悲しいことがあると(このショックで5キロ痩せられるかも)とか、(これをネタにしたらバズっちゃうかも)とか、そういう現実逃避をしてしまう。卑しい。


今日、やめたいことを、一つやめた。

そしたら、やめたくなかった理由があとからいくつもいくつも浮かんできて、やめたくない、と思って、初めて、ああ私はやめたくなかったんだな、と、思った。

優しかった人や、優しくされたことや、私なりに試行錯誤してうまく行ったことや、楽しかったことや嬉しかったことも確かにあって、ただ、やめたさがそれらを上回ってしまった。いいことがあったのに、いいことを数えることすら惨めに思ってしまう位、しんどかった。


ちょっと今はもう、汚泥に沈むみたいになっていて、浮かび上がってこれる気がしなくて、何をやっても内なる私が「そういうとこやで」と言ってきて、こんなときに「蓮は汚泥に咲く」とか、クソみたいな格言が思い浮かんでは「うるせーよ」とセルフツッコミをする。心を持ち上げたい。パーンとした活力がほしい。でも今はなにをやっても空騒ぎだと思う。


クラい。

マツコデラックスが「クラい女はいい女よ」って言ってたことに、今命の内側の方で救われている。


今日は以上。ばいばい。

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