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EP0:隕石は落ちた

 

 20世紀最後の瞬間を、彩人は鬼祭りが行われる鬼神神社で迎えようとしていた。


 鬼神神社では毎年、新年迎える瞬間を祝い、神事が執り行う。神事と言っても堅苦しいものではなく新年を祝うものであり、出店が立ち並び、特設ステージでライブや芸を披露したりと、ただの祭りである。季節的に浴衣を着て来る人はいないが、季節外れの夏祭りのような様相を呈している。


 鳥居から本堂まで続く石畳の道は、出店が挟んでいるせいか多くの人が行き交っており、賑わいを見せている。

 その石畳の道には、人の行き交いを阻むように伸びる長蛇の列。人が並んでいる先が気になるのは、日本人の性。行き交う人誰もが列を作るその出店を眼を奪われながら流れていく。或は、誘惑に負けて最後尾へ最後尾へと列を伸ばしていく。派手な塗料でデカデカと書かれた「焼き鳥!」の文字に、不細工な印象を抱きつつも印象に残る手作り感漂う看板を背負った出店に蛇が食らいついている。

 蛇の気持ちを察するのは容易であり、その出店から芳ばしい肉の香りを放っており、引きつけられる魅力を十分備えていた。


 「彩人、代わるぞ」

 網の上で油とタレを垂らしながら炙られる焼き鳥串を裏返す彩人の肩を幹彦は後ろから軽く叩いた。

 出店の中は、具が炙られていく音、炙られて放つ香りに満ちており、長い間待っていた客達は列の最前列に立った瞬間、聴覚、嗅覚、そして視覚を刺激され、食欲を掻き立てられ、未だ体感できずにいる味覚が我慢出来ず、口内を唾液でいっぱいに満たさせる。


 「うん、あと3パック分焼いたら、代わって」

 餓えた人々を待たせるわけにはいかない、と一気に20数本を一度に焼く彩人は、裏返すタイミングを見誤ることなく、ベストタイミングで裏返す。


 長蛇の列を作る出店を営業する彩人、琢磨、修羅、幹彦は対応に追われていた。

 「ミキヒコ!じゃあ、俺と先に代わってくれ!」

 1時間休憩から帰ってきた幹彦が彩人を休憩に行かせようとした瞬間、カウンターで接客していた琢磨が交代を要求した。


 「宮沢、お前はさっき休憩行ってたばかりだろ」

 幹彦の前に休憩したはずの琢磨が休憩へ行こうとしてるのを、カウンターに背を向けて具を串に差し込んでいる修羅は琢磨に不信感を抱いた。


 「水飲んでくるだけだから! ちょっとだけ!」

 琢磨は幹彦が答える前に、逃げるように出店から出ていく。

 「あいつ、忙しいからって逃げたんじゃ・・・」

 修羅の言う可能性は十二分にあり、彩人も幹彦も否定できなかった。



 琢磨が水を飲みに行ってから1時間経が経った。

 未だ琢磨は戻っておらず、逃げたのは明らか。人員が減ったのに関わらず、列がドンドン伸びていけばいくほど、彩人と修羅の琢磨への怒りも募っていく。

 「あいつ、マジ許さん…」


 お客さんに聞こえないように声を殺して呟いた修羅の不満には、怨嗟が込められているかのような迫力があった。

 その気持ちは彩人も同じで今すぐ探しに出て、しょっぴきたい気持ちでいっぱいである。それでも琢磨が罪悪感に苛まれて帰ってくるのを信じて、彩人は顔に出さないように客を捌いていく。

 「こんばんわ。鳴瀬くん、空木くん」

 焼き鳥が入ったパックを幹彦から受け取り去って行った客の後ろから、彩人と幹彦の良く知る人物が現れた。


 「千木良さん!よくきたね!」

 彩人は友人の来店を喜んだ。

 黒いショートヘアから活気的な印象を感じさせるが、表情からは清楚な印象も感じさせる少女は【千木良 辰巳】。彩人と琢磨、幹彦、万里の同級生である。


 「初めて来たけど、大晦日なのにかなり賑わってるんだな」

 辰巳の後ろにいる2人の少年も彩人達の良く知る人物。

 祭りの賑わいに驚いてる厚ぼったいフレームの眼鏡をかけた丸坊主の少年は【村松 典明】。カメラを首にかけた小柄で糸目の少年が【栗山 宏】。

 学校でいつも出会っているはずなのに、なぜ長期休暇中に同級生と出会うとこんなにも胸が踊る。それは、辰巳、典明、宏、3人も同じで4人はえらく楽しそうである。

 「どうしたんだよ。3人揃って」

 1人落ち着いている幹彦も、焼き鳥が入ってるパックをビニール袋につめながら、3人の来店を歓迎した。


 「前々から3人で行こうって約束してたんだよ。みんなの頑張ってる姿を見に行こうって」

 宏はそう言うと、カメラを構え、彩人と幹彦を写真に留める。


 3人とも、都心部に住んでいるのに関わらず、大晦日にわざわざ龍ヶ峰市の最北端のコオカ町の祭りに足を運んでくれたのは意外で、彩人は嬉しく思っている。


 「万里ちゃんと宮沢くんを見かけないけど、どこ?」

 辰巳は、周囲を見渡していつもの2人がいないことに気づいた。

 「万里なら本堂にいるはずだよ。琢磨は…多分に逃げた」

 呆れ顔の彩人。

 琢磨が水を飲みにいくと言って戻ってこないことを、彩人が説明すると3人は、琢磨ならやりかねない、と納得した表情を浮かべていた。


 「あいつらしいな。見かけたら戻るように言っとくわ。とりあえず、焼き鳥・・・ん?」

 焼き鳥を注文しようとした典明に、幹彦は5パックが入ったビニール袋を差し出した。

 「全メニュー6本ずつ入ってる。内緒な」

 「サンキュ、鳴瀬」

 幹彦から受け取った典明は親指を立てて、謝意を表した。

 

 典明のサインに時代錯誤感を抱きつつも、彩人は典明と同じように親指を立てて応えた。

 3人が人混みに消えていくのを見送ったは彩人は仕事を再会し始める。3人に会えたからだろうか。彩人は、先ほどまでより頑張れるような気がした。


 幹彦が逃亡し、3時間が経とうとしていた。

 3人からもらった力も尽き、彩人の集中は途切れ始めていた。


 「みんなー。脱走犯捕まえてきたよ」


 琢磨はもう帰ってこないと諦め、祭りの最後まで続投する決意を固め始めていた彩人達のところに店の裏から救世主がやってきた。長い髪を後ろで団子状に縛った巫女姿の少女【小西 万里】が片手で琢磨の襟を掴み上げて、持ってきた。


 「みんな、ごめんよ。堪忍してくれぇ…」

 吊るし上げられながら謝罪する琢磨。しかし、彩人たちはその謝罪に謝意が込めてられていないとわかっている。万里に連れられて戻ってきた琢磨に謝意があると考えられず、大方「捕まっちまった!くっそ!」とか思いながら謝罪しているであろう琢磨に侮蔑を込めた眼差しを向ける彩人と修羅。

 「小西、よくやった。宮沢、逃亡して約2時間と50分。もうお前の分の休憩時間は全て使い切った。もう休憩には行かせない」

 琢磨の顎を掴んだ修羅はドスを利かせて、琢磨を休憩に行かせない確固たる意思を表明した。


 「頼むぅ。トイレ休憩だけはいかせてくれぇ・・・」

 「じゃあ、アヤト。これ持って休憩行ってこい」

 琢磨にかまうことなく淡々と仕事をこなす幹彦は、休憩に行こうとする彩人にパックが3つ入ったビニール袋を手渡した。


「いっしょに休憩しようよ」

 万里といっしょにテントを出た彩人は座って、落ち着ける場所を探しに歩き始める。

 「全く困った奴だねー。タクマは」

 「そういえば、なんでタクマを逃げたって知ってたの?」

 「たっちゃんから聞いたの。見かけたら連れて帰って、って」

 「ああ、なるほどね」


 琢磨が脱走したと聞いた万里は、休憩時間の半分を琢磨の捜索に当て、境内を隈無く探して、男子トイレに籠っていた琢磨を発見した。


 その話を聞いた彩人はよく男子トイレにいたのを見つけられたな!と讃えようと思ったが、よく考えたらおかしいことで褒められることではないことに気づき、注意するべきか悩んだ後、臭い物にはふたを閉めるように男子トイレの件は忘れ、彼女を讃えた。


 琢磨の話をしているうちに、ちょうどよく空いているベンチを見つけ、2人は腰を下ろした。

 幹彦から預かった焼き鳥の入ったパックを万里との間に広げ、食べるよう薦める。


 「ん~! おいしい!」

 ねぎまを食べた万里は、ほっぺが落ちないように手でおさえながら、絶品の焼き鳥の味を堪能する。

 「これ、焼いた彩人だよね!すごいおいしいよ!」

 彩人を揺すって感動を伝えようとする万里を「わかった。わかった」と宥める彩人。

 「焼き鳥の作り方はね、ミキヒコのおじいちゃんから教わったんだ」

 幹彦の祖父は昔、飲食店を経営してたらしく料理にとても精通しており、幹彦の提案により幹彦の祖父の監修の下で4人で焼き鳥の材料の調達、タレの開発、焼き加減の技術の習得を行い、出店した経緯を万里に話した。


 「……」

 万里の表情が急に曇がかかり、彩人を睨んでいた。

 「なんで、アタシも誘ってくれなかったの?」

 万里を誘わなかった理由はある。男子は出店、女子は巫女役という自警団内の伝統で鬼祭りでの役割が決まっていたため、万里を誘うという発想が彼らには全くなかった。

 「ごめん、冗談。誘ってくれてもアタシは巫女役やるしかないから、断ってただろうしね」

 不満げ表情から意地悪な笑みを浮かべた。彼女は最初から誘われなかった理由はわかっていたようだ。

 「本当はね、アタシ、巫女役なんてしたくないの。寧ろ、アヤト達みたいに出店で汗かいて働きたいな」

 万里は男顔負けするほどに活発で、なかなかの脳筋。そんな彼女は彩人達のように出店をやりたがっていた。が、巫女役の未成年の女性自警団メンバーは万里含めて3人しかおらず、もともと人が足りていない状況で出店やりたいと彼女は言い出せなかった。

 

 「女だからって、こんな服着させてさ、受付やらせるのはやめてほしいよ。タクマがあんなに嫌がるなら代わってもらいたいくらい」

 「じゃあ、次はバンリが出店にやってさ、タクマに巫女役やってもらおうよ。女装させてさ」

 実現できる可能性は低いが、案外うまくいきそうな気がした彩人は、代替案を万里に提案した。


 「それ、いいね! 次は夏休みの鬼祭りだね。絶対にやろう!」

 それから2人は、琢磨をどうやって説得させるか、琢磨をどのように女装させようか、次の鬼祭りで行うビックプロジェクトへの計画を立て始めた。

 辰巳達にも手伝ってもらおう、いっその事、彩人、幹彦、琢磨、修羅全員を女装させようなど、女子は男装しようなど、シティホテルを建設しようとしたらラブホテル建設計画へ。似て非なるものに路線変更したかのように、立ち上げ段階で別の計画にすり替わって話は進んでいった。


 「あ、もうこんな時間。アタシ戻るね」

 話に花が咲き乱れ、時間はあっという間に過ぎていき、万里が持ち場へ戻らなければならない時刻になっていた。

 「うん、頑張ってな」

 「アヤトもね」

 手をひらひらと振り、万里は持ち場へ戻っていった。

 手を振り返し、万里が見えなくなるまで見送った彩人は、腕時計を確認する。

 母からもらったデジタル時計は、23時28分と表示していた。

 「さ、僕もいくかな」

 彩人が休憩し始めたのは、20分ぐらい前。0時を迎える瞬間をあの場所で過ごそうと考えていた彩人はあの場所を目指し、おもむろに立って歩き出す。



 

 立ち並ぶ出店、賑わう人混み。夜を照らす灯篭。

 祭りの情景を眺めながら、本堂へ続く石畳を進む彩人。

 彩人の持ち場である焼き鳥屋は今も列は途切れておらず、店の中では3人が馬車馬のように働いている。

 幹彦達が気づくか、彩人はしばらく店を眺めていると、幹彦だけは気づいたらしく、彩人の方に視線を送っていた。その視線に応えるように手を振って歩き始める。


 祭りの情景を眺めていた彩人は、幼き日の記憶が蘇ってきた。

 今の母に連れられて、初めて来た鬼祭りのことを。その時はまだ母に懐いていなくて手を引く母の手を握り返そうとしてなかったこと、その時初めて万里達に出会ったこと、母に買ってもらった綿飴がすごくおいしかったことなど、想起するつもりがなくとも湧き出てくるように記憶が蘇ってきた。無邪気に祭りを楽しんでいた自分が、今では祭りの運営側にいることが彩人には感慨深かった。


 情景を楽しみながら歩いていた彩人は本堂の前にたどり着いた。通り際に万里達の働く姿を見ようと思っていたが、本堂の前はものすごい人集りができており、本堂が持ち場の万里達が忙しいのは容易に想像できた。

 万里達を見るのを諦め、本堂の横を通り、社の裏へと進む。


 境内の周辺は森に囲まれており、社の裏はやや上へ傾斜となっており、森には散歩道としてもうけられた林道が続き、夜も歩けるように、足下を十分に照らす電灯が木々に備え付けられている。

 彩人は目的地を目指し、歩を進める。

 林道は彩人の感覚でいうと、いい感じの明るさで、怯えない程度の暗さで闇が広がっている。その闇が情事を呼び込んでいるのかは定かではないが、道から少し外れた木々の裏に男女が何組も潜んでおり、林道全体が艶かしいような雰囲気を纏っていた。

 彩人も闇の中で、何が行われているかを察し、視線を落とす。

 「大晦日なのに煩悩だらけだなあ……」

 この場にいられなかった彩人は急ぎ足で坂となっている林道を登っていく。


 ものの数分歩いた彩人は、木々が開いた場所へ出た。

 散歩道からこの場所には、もう電灯はなく、人気もない。


 「やっと落ち着ける」

 電灯のない闇と静寂の中で、彩人はめいいっぱい背を伸ばす。

 闇といっても、夜空の光で十分辺りは見渡せる。

 灯りがある中ではわからないが、夜は意外と明るい。真夜中になればなるほど、月と星が照らし出している。

 それに慣れ親しんだこの場所で仮に視界が悪かったとしても、自分の庭のように動ける自信が彼にはあった。


 ここは、幹彦と万里、琢磨、彩人の秘密基地。幼い頃より、遊んだ場所。

 かつて栄えた平家の城跡が残るこの場所は、心霊スポットとして有名だったり、落ち武者の霊が出るなど言われてるが、彼らはここ以上に落ち着く場所を知らない。

 それに、景色は絶景とまではいかないが、自分達の住む町を一望できるこの場所は彼らのお気に入りの場所だった。

 「そろそろかな?」

 23時58分。新世紀を迎える瞬間は、間近に迫っていた。

 時計を見る以外、残りの1分を過ごす方法が思いつかなかった彩人は、無意識に夜空を仰いでいた。

 「なんでかな」

 夜空を眺めていた彩人は自嘲気味に笑った。

 不思議なことに彩人は気づいた。

 2000年、21世紀、などと持て栄しているが、ただの0時迎えるだけのことをなんで待ち遠しいように待っているのだろうか。2000年、21世紀に特別な何かをいつの間にか感じていたが、冷静に考えたら、いつも何事もなく、過ごしている瞬間をいつも通りに迎えるだけのことだったと。

 いつもと変わらず、悠然と夜空で輝く星々は、今日も何の変哲もない夜なのだと彩人に気づかせた。

 「あ、」

 彩人は声を漏らした。

 ほんの小さな特別が彼の眼前で起きた。

 流れ星。

 それも一筋だけではない。

 絶え間なく、6本の光が流れていった。

 よく夜空を眺めている彩人には、流れ星自体を見かけるのは、あまり珍しいことではない。しかし、時刻を確認した彩人は、0時になったのとほぼ同時に流れた流星に特別なものを感じた。星に願いを、なんて信じるほど幼くなくても、ロマンチストでもない彼でも、今流れた星々なら願いを叶えてくれるような気がした。

 頼む願いは意外に決まらず、ああでもない、こうでもない、眼を閉じて記憶を遡りながらどうしても叶えたい願いはないか考えていると、周囲が明るくなっていくのに気づいた。


 天から放たれる蒼い光に周囲は照らされていた。光源は何か確認した彩人は驚愕した。

 彩人は、これが隕石なのだと直感した。

 隕石の大きさは目測で直径約10mほど。目の前の物体がどれほど危険な存在か、彩人の体は把握しており、体は震えていた。

 死を確信した人の時間は緩やかな流れとなる。とてつもないスピードで迫ってきているはずの光源は彩人にはにじり寄っているように見えていた。

 彩人は、考える前に体が動いた。

 「みんな、逃げろおおおおおおお!!」

 神社のほうへ叫びながら、駆け出した彩人。

 隕石が衝突するまでの刹那。

 彩人は最後の瞬間まで自警団として責務を果たそうとした。

 間に合うかどうか、なんて関係ない。

 人の散り様は、人生の総決算。人の最後の振る舞いは、どのような人生、何を考えて生きてきたか、鮮明に表している。

 彼の最後は、恐怖に戦くわけでもなく、人生を振返ることでもなく、自分の信念を貫くことに徹していた。

 齢14年の幼き男の立派な散り様であった。

 ーーーーーーーーーーー!!!

 隕石は衝突し、余波のように拡散した蒼い光が駆ける少年を呑み込んでいった……。

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