エロへの執念は男なら誰もが持つ物。(異論は認める)
村の商会地下深く。
その奥の部屋。
正式な名称は【秘密会議室】という。
……。
何だろう此の疲労感。
来た当初から疲れが酷いんだが……。
其れは悪の組織【柴犬】が重要な会議を行う部屋である。
悪の組織って……。
誰だよこんな設定作ったのは。
僕だよ。
徹夜続きの変なテンションで作ったな。
うん。
其処に準若しくは幹部が一堂に会し作戦の提案に進行など様々な事が話される。
因みに尋問室に早変わりすることも有る。
手術室でもあったらしい。
というか拷問部屋……。
という設定。
若気の至りだな。
因みに後は地下倉庫が有るだけです。
というか部屋数少なすぎない?
悪の組織なのに。
設定ガバガバ。
「此処か」
僕は部屋の前に陣取る。
部屋の中は流石にどうなってるか流石に知らない。
人任せにしたので。
僕は体当たりをして部屋の中に入る。
ピコーン。
何処からか妙な音がした。
何処か場所は分からない。
部屋に明かりらしき物が少ないからだ。
「良く来たなカイル」
部屋の中央に液晶画面のパソコンが置いて有った。
因みに此処にしか無い一品物だ。
外に出す気の無い代物。
顔に白い面を覆い。
全身は赤と白に青三色のライダースジャケット。
を着た柴犬が画面に写っていた。
ああ~~テレビの特撮ヒーロー物みたいだ。
ピコーン。
再び音がする。
その音と共にパソコンの背後の壁が見える。
壁には旗がかけられていた。
赤い光が【商会】の旗を浮かび上がらせる。
其れは良いんだが……。
パソコンの液晶が溶けてる。
しかも画面のノイズが酷い。
しかも待受け画面が中央を分断して2つ写ってる。
バンバン。
画面の裏を叩くと直る。
しかしクリーンナップしてくださいという表示が見て取れた。
「ボロい」
「まあ~~製造日が27年前のだから」
「古いな~~」
「十万で兄から貰った物だからね~~」
「何処で買った?」
「従兄弟が電気屋パナソニックだから」
「ほ~~」
「因みにWin10xpのままメモリは1Gやね」
ふう~~ん。
うん?
「其れはそうと此れキーボード使った形跡が無いんだが……」
「……」
「何で目をそらす?」
「……」
うん?
棚に箱が……。
「ほうほう【初めてのお医○さん】【○犬】」
「ダッシュで逃走っ!」
「エロゲー専門かい其れでパソコンを買ったのか~~」
軽蔑の目で作者を見る僕だった。




