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正常ダンディズム

作者: 今井キマリ

気長に気長に


自分が神経質であることは


わかっている 


とうもろこしの焼き加減


コレクションの切手


トイレの清潔 


どれをとっても

 

満点の星空を考えてしまう


完璧主義であり


完全主義は


潔癖と揶揄される  


涙を流したのは


自分自身


気長に気長に


初めて門を開けた


精神科では


医師に


"貴方は正常です


完璧を求めるのを


止める訓練をしてください"


と言われて


処方薬もない


気が利かない後輩は


"僕はこういう性分なので


自分自身を大切に


仕事とお休み


どちらも大切にします"


と言われて


"そうか俺だ


覚悟がないのは"


と感じて


気長にを意識して


一ヶ月


周りの反応がいい


ある種


完璧に優しい上司を


演じている


しかし飯が美味くなった  


酒も浴びるようには


飲まなくなった


気長を手に入れたのだ


ならこれでいいではないか


完璧主義の向こう側に


たどり着いた俺は


ドクターから


正常と認識される


心の強さがある


明日は休みかと思うと


美術館にでも行くかと


自然と人生観が


変わったことを


実感する


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