瞬間
失う瞬間はほんの一瞬なのに
造り上げてく瞬間は 永遠にも似た
時の迷宮
純白のキャンバスを
黒の絵の具で塗り潰していく
現実離れの毎日からは 生まれてくるものなんて何もないよ
人ごみの中 すれ違う名前も知らない
存在達も きっと誰かの為の天使か悪魔
方程式みたいに きれいに割り切れる
生き方があるのなら 教えてください
善と悪の境界線は 一体誰が決めたの?
泣き叫ぶ 置き去りの幼子
失う瞬間はほんの一瞬だったのに
痛みに苦しむ瞬間は 永遠にそびえ立つ
時の摩天楼
ヒビだらけ 砕け散る運命の鏡
今更拾い集めたって ケガするだけでしょう?
麻薬のように 甘く広がる悪夢に
溺れてみるのもいい いつかは醒めてしまうのだから
傀儡師の 操り人形みたいな
心のない人生は できないよ
正しいこと 間違ったこと
その区別さえ分からない 哀れな道化師
好きも嫌いも 愛も憎しみも全て
ガラスに映った 偽物めいた真実
前だけ 上だけ 見つめて進む
強さなんてほしくないよ
限界という名の壁を知るのなら
失う瞬間は ほんの一瞬の出来事
また歩けた瞬間 失われた光の羽根 見つけられる
永遠の 時の回廊の中で
中学のスクールカウンセリング室、当時の黒板に書き殴った詩。
何を感じて書いたものか、あまり覚えがない。ほぼ直感のみで繋がった文章。
ただ、スクールカウンセラーさんが気に入ってくれて、カウンセリング新聞という月1か忘れましたが、出す校内配布紙に載せちゃって、一応学年のみの記載だったのだが、「キザな奴がいる」と正体を探られたようですが、全然バレなかった。
こういうものを書くというイメージが、当時の私からは連想されにくかったようで。
今読むと、何かに悲しんでるような感じですね。ある意味作者であると同時に読者な気分です。




