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サプライズpresent

作者: 鈴籠

「はぁ……とうとう俺もボッチ確定か……」

今日は12月24日龍(りゅう)は好きだった女の子に告白し………ことごとくふられた。


その時龍の携帯が鳴る


「こんな時に誰だよ……」

龍は怒りながら携帯を取り出した

「よぉ大丈夫か?龍」

携帯からは陽気な声が聞こえる


「んだよ(まこと)!!」

「なんだよ冷たいな~そろそろふられたころだと思ってよ」

「うるせぇよ関係ねぇだろ!!」

龍は反論口調で真に言う

「ごめんごめん、怒るなって」


マイペースな口調で話す真

「……何の用だよ真」

龍は落ち着かせた声色で言った


「いや~陸斗(りくと)の家でお前の慰め&クリスマスパーティをしようかなって~」

「俺が来なかったら慰めらんねぇじゃん」

龍が真におちょくった感じで言う

「……でも来るだろ?」


反論できない……


「うるさい!!」

電話の向こうから真の笑い声が聞こえる

「どれくらいで着く?」

「ん~と……10分ぐらい??」

「オッケー早く来いよ……んじゃな」


ブチッ……


切られた……


「……行くか」

龍は陸斗の家に向かって歩きだした





「10分ぐらいで龍来るって」

真は陸斗に報告した

「準備は終わっとるからええやん」

「いやいや何言ってんのまだツリーの下にプレゼント置いてないよ!!」

真は急がしそうに動く


陸斗が手を鳴らすとメイドがやってきた

「お前ら!!プレゼントを用意!!」

「はいっ!!陸斗様」

メイドがテキパキとツリーの下にプレゼントを用意していく


やっぱボンボンだな……

真はそんなことを思っていた


「もうそろそろ龍くるんじゃない?」

「そうやねそれじゃもうそろそろ……」

真と陸斗が大きなプレゼントをツリーの下に置く




「でけぇ~……首痛い」

龍は陸斗の家の門の前まで着いていた


もう一回言っておこう陸斗の家は世間で言う金持ちだ……むかつく


「こんばんわー!!」

龍は門の前で叫ぶ


ガチャン!ギギギギ…


門が重たそうに開く

龍は中には入り陸斗の家のインターホンを押す

「はい」

「あのぉ陸斗と真いますか?」

メイドが出てきて龍を見つめる

「龍様ですね!どうぞ中へ!」

メイドの案内を受ける龍

「こちらの部屋で陸斗様がお待ちです」

「ありがとうございます」

メイドはおじぎをして龍から離れた


ガチャ……パンッパンッ!!


「うおっ!!びっくりした!!」

龍が後ずさりする

「ごめんごめん」


「クラッカーとか懐かしいな(`・ω・´)」

龍が怒り気味に言う

「顔が怖いよ龍……」

「そうか~?(`・ω・´)」

龍がサンタの格好をしている真を叩いている

「痛いって龍ごめんて!」

龍の動きが止まる



スゲェ…



龍の目の前には大きな部屋に天井近くまであるクリスマスツリーの姿が……

「どう??すごいやろ」

陸斗が自慢気(じまんげ)に言う


「なぁ龍……」

「あぁ?なんだよ」

「お前○○のことまだ諦められないか……」

真が真剣な表情で聞いている

「なんで……」

「お前泣いてるじゃん」


龍の頬に一筋の涙が落ちる


「なぁ龍……一つ質問していいか?」

「なんだよ……」



「○○の事好きか?……」

「何言ってんだよ!!好きだよ!!!大好きだよ!!」


龍は叫んでいた……龍の声は夜空に吸い込まれるようにして消えていった


パンパン!!

真と陸斗は手を鳴らしていた


「「龍……これは俺達からのpresentだ!!!」」

真と陸斗が龍の手を引きツリーの下においてある他のプレゼントより

ひときわ大きいプレゼントの前に龍を連れてきた


「なんでこのプレゼントだけでけぇんだ?」

「「うるせぇ~気にすんな、開けてみろ!」」

「お……おう」

龍は真達が何を企んでいるのか気になっていた


「開けるぞ……」

龍はプレゼントを開ける



そこにはありえない光景があった



「………○○」

「えっと……ね……龍君……私と付き合ってもらえませんか?」




真と陸斗は笑っていた



龍には笑顔が広がっていた



「はいこちらこそおねがいします!!!!」




gdgdです


すいません

頑張りました


コメント・ダメだしまってます

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― 新着の感想 ―
[良い点] 情景を想像しやすい。内容が入りやすくて読みやすかった。 [一言] 学生の頃の恋愛思い出しちゃいました。サプライズで好きな人が出てきたら、すごく嬉しいですね。
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