04.雨の中の邂逅 詩乃編その2
で、結局しのりん、その人のことぶん殴って逃げちゃったと?」
「……うん」
グラウンドを走りながら篠原詩乃は暗い表情で頷く。
前日の激しい雨が嘘のように晴れ渡ってしまった為に校庭は乾き、体育の授業で走っていた。
そしてその日に起こった出来事を彼女の最も心を許している親友、一宮沙奈に相談していたのだった。
あのあと詩乃は力の限りを振り絞って文字通りぶん殴ってしまった。
挙句の果てには気絶している間にその場を逃走ときたものだ。
沙奈は大きく溜め息を一つ吐き、呆れながら言う。
「それは絶対に謝った方がいいと思うよ。まあ会う機会があったらだけど……」
「わかってるよ、それくらいは」
「で、件の相手が誰だか分かってるの?」
「し、知らない。でも同じくらいだと思うから、多分この近くの生徒だと思う」
「んじゃあさ、次に会ったらメイドさんの格好でご奉仕してあげれば!ご主人様、先日は大変失礼しました。そのお詫びといってはなんですが、私の体を好きなだけ蹂り……なはぁーーっ!」
「一体なに妄想の中の私に言わせる気!?てゆーかなんでメイドなのよ!」
「ぐへへへっ、だってメイドだよ、メイド!もしメイドさんにそんなこと言われたら萌え死ぬよ!それがしのりんがやったら尚更berry good!だよ!」
詩乃は一度自分のそんな姿を想像するも、すぐにその妄想を破棄する。
「おい、そこの二人。もっとしっかり走れー!」
体育教師が二人に気付き、注意を促す。
「「はーい!」」
時は昼休み。
詩乃はいつも通り教室で沙奈と共に弁当の包みを広げていた。
「ん、そういえば試合勝ったんだってね。さすがはしのりんだよ!」
「え、あぁうん。私だけの力じゃないよ。それに向こう、予定のメンバーの半分が欠席してていつものメンバーじゃなかったみたいだし」
「へぇ~、そうなんだ」
他愛無い話をしていると、ある会話が詩乃の耳に届いてきた。
「聞いたか、今度は豊富中の奴がやられたらしいぜ」
「マジかよ。これでDソルジャー連続襲撃事件は何件目だ?」
「もう六ヶ所以上は被害にあってるらしいぜ。犯人は顔隠してて特定できてねえし、酷い奴だと意識が戻ってない奴もいるらしいぞ」
詩乃はその会話を聞き、悲しい思いと怒りの気持ちが湧いてきていた。
Dソルジャー連続襲撃事件。
ここ最近巷を騒がせている事件だ。
どういう理由で犯人がDソルジャー達を襲っているのかはよく分かっていない。
ただ襲われているのは中学では名の知れた生徒達であったりするということだけ。
警察のDスキル専門対策課が動いていることから犯人、もしくは達はDスキルを使って襲っているということだ。
そのことが詩乃にとっては辛かった。
Dスキルはその能力に大きな違いはあれ、誰でも扱える。
そしてそれを使った犯罪も増加している。
そういえば、昨日の相手も数人が欠席してたのもこれに関係が……?
✝
「お前ら、最近噂のDソルジャー連続襲撃事件を起こしてるのはお前か……!」
「…………」
「あくまでも答える気はないか。……俺をそう簡単に潰せると思うなよ」
午前零時を過ぎ、夜の闇がより深まった商店街に煌めく白い何筋もの剣戟。
飛び交う銃弾、弾き合う剣と剣のぶつかる甲高い不協和音が静まり返った街に鳴り響く。
襲撃犯が大きく地を蹴り、空中で回転を付けて剣を振り下ろす。
男は男はそれをその場で身体を捻り、紙一重で回避する。
そのまま回し蹴りを顔面に叩き込む。
襲撃犯はそのまま吹き飛ぶが踏み止まる。
「ちっ……」
襲撃犯は軽く右手を挙げる。
「へっ、数で勝負しにきやがったか……」
「やれ」
襲撃犯たちがその言葉で一斉に飛び掛かる。
「はぁ……はぁ……はぁ………」
静まり返った商店街の一角の工事現場には複数の覆面を被った襲撃犯達が何かを囲むように立っていた。
そこには先程まで激しい戦闘を繰り広げていた男がボロボロで倒れていた。
一人の襲撃犯が覆面を無造作に取り、荒い息を吐く。
その男の顔にはさっき蹴られてできた痣があった。
「完了だ。さっさとここから立ち―――」
カラン、とアルミ製の缶が静寂を破り、音を立てながら転がっていた。
痣のある男は咄嗟に振り向けば、誰かが走り逃げていくところだった。
「しまった……!目撃者だ。顔を見られたかもしれない、捕えろ!」
―――どうしよう……!どうしよう……!?伝えなきゃ…!詩乃に早く、伝えなきゃ!
少女は必死に暗い路地を走り抜け、大通りを目指しながらポケットから携帯を取り出し、電話を掛けようとする。
だが、走っている上に焦って指が上手く目的の番号を押せないでいた。
「お願いだから、指……!ちゃんとしな…さい、よね………」
少女の足は急激に止まり、崩れ落ちるように倒れた。
……詩、乃………気をつけ…てね。この男、は……勝つために…………
少女の意識は覆面の男の一撃によって、深い闇の底に突き落とされたのだった。
その場にはただ虚しく、少女の手から滑り落ちた携帯の光が明滅するのみだった。
✝
「やあ、やっと来たかい、綾瀬刹那。待ちくたびれたよ」
「待ちくたびれたも何も、学校に来てすぐに校内放送でいきなり呼び出されたんですけど」
尊大そうな態度で俺を呼び出したのは聖夜学園中等部生徒会長の桜井カノン会長だった。
いやまあ、尊大なのは態度や言動だけじゃなくて実際に凄いんだけどさ。
いつものように遅刻ギリギリで校内に足を踏み入れた瞬間、それを見ていたのではないかというほどのナイスタイミングで呼び出されたのだ。
兎に角そんなわけで俺は生徒会室にいた。
「ふふっ、それより何だい?その顔の湿布は」
「笑わないでください。ちょっと転んだだけです。それで、俺を呼び出したのは何かあったんですか?」
「あぁそうだ、さっき届いた紅茶あるんだ。淹れてくれ」
「はぁ、分かりましたけど、まさかそのためだとは言いませんよね?」
会長は大きな机に肘を付き、顔の前で手を組んで言った。
「今朝方、霧ノ沢商店街の工事現場にて我が校の生徒が意識不明の状態で発見された。病院に運ばれて検査したところ、命に別状はないが意識が戻るにはまだかかるそうだ」
紅茶をカップに注ぎ、それを会長の前に差し出す。
俺はその事件に心当たりがあることを思い出し、ぽつりとそのことを言った。
「Dソルジャー連続襲撃事件……」
会長は俺のその言葉を聞くと、口元をニヤリと歪ませて語り出す。
「Dソルジャー連続襲撃事件。この近辺の地域に出没し、Dウォーズ選手であるDソルジャーだけを狙っている連中だ。今回の一件で被害は我が校を入れて八件目。我々の前は隣地区の豊富中の奴が襲われた」
「連中って……犯人はやっぱり複数か」
「あぁ、外傷から明らかに複数で攻撃された痕がある」
会長はそこまで言うと、一度紅茶を一口飲んでから言葉を続ける。
「それともう一つ、興味深いことが解った」
「…………?」
「調べてみたところ、襲撃された者達は皆、Dウォーズの試合に参加している者達ばかりだ」
「?それのどこが興味深いんですか。単なる偶然じゃ―――」
「ないんだよ。人の話は最後まで聞くものだよ、綾瀬刹那。しかし確かに偶然という君の考えにも一理ある。だが、これを見たまえ。それは襲撃された者達のリストと彼等のスケジュールだ」
言い切る前に言葉を重ねてくる会長。
手渡された資料を見て俺は小さく愕然とする。
「そう、彼等は皆、秋燈中学との試合を控えて襲撃されている。それも全員、そのチームでは中々の腕前達だ。ボクの言いたいことは分かるね?ボクの見立てが正しければ犯人は秋燈の人間の誰かだ。もしくは首謀者がいると考えている。だがこれはあくまで推測だがね」
目を閉じ、そう言う会長だが、自分の立てた仮説をそう簡単には言わない。
それを言う時は何かしらの確信があるか、情報を持っている時ぐらいだ。
会長は不確かな情報で先入観を与えないようにしている。
こき使われて知った会長の性格の片鱗だ。
「俺はどうしろと?」
「秋燈に試合を申し込んでおいた。あとは健闘を祈るよ」
「あの、会長。俺は囮ってことですか?」
「それ以外になにか?あぁ、それとこの携帯を預けておくよ。それは現場付近に落ちていたものだが、犯人の物と特定できていない。そっちで調べてくれたまえ」
「……はぁ、会長に何言っても駄目なのは承知済みですから。わかりました。携帯はとりあえずとしてそれじゃメンバーは?」
「メンバーならこちらが用意した。試合に参加するメンバーの情報は綾瀬刹那、君だけしか流していない」
つまりは俺、襲われる可能性大ってことっすか!?
「当日になればわかるさ。それまでしっかり生きていることだ」
✝
「荒川」
「はい」
「五十嵐」
「はーい」
「返事はもっとしっかり言え。次、一宮……一宮!一宮沙奈!何だ、今日は休みか?なら次、卯花」
詩乃は何気なく空席の席を見つめる。
一宮沙奈の席だ。
めずらしいな、沙奈が休むなんて。
いつも元気ですこし五月蠅いあの沙奈が。
「おい、篠原、篠原詩乃!聞こえているのか!」
「へ?あ、はいっ!」
「ったく、またお前はぼーっとしおって……!次、田沼」
出席を取り終え、席に着いた詩乃はただ小さな疑問を持ちながらも気にしようとはしなかった。
空席の理由を―――。
「あー、諸君。今日集まって貰ったのは言うまでもない。新たな試合相手が決まった。我々の記念すべき十連勝目の相手は彼の聖夜学園中等部だ」
「マジかよ……ここら辺じゃそこそこのレベルの高い奴が集まってるって」
「あぁそうだ。だからこそ勝たなきゃいけない。これで勝てば俺達はもうワンランク上の高見を狙える!」
場所は秋燈中学の使われていない会議室。
その部屋でアーガルのメンバー達が集まり、話し合っていた。
「そーいうわけで、皆、明日は頑張ってくれよ!詩乃、今回も期待してるぞ!」
「はい。それよりその顔の怪我、どうしたんですか?」
詩乃はリーダーの顔の痣を指差し、尋ねた。
集合してからというもの、それなりに気になっていたのだ。
「あ、あぁこれか。昨日ちょっとぶつけてな」
目線を少し泳がせ、それからすぐに話題を別のに移す。
それからはいつもの調子で作戦会議を続け、すぐに解散となった。
詩乃は商店街で買い物をして帰ろうと思ったところにリーダーこと御室達也が駆け寄り言った。
「なあ詩乃。今日は一緒に帰らないか?」
「リーダー、どうしたんです?家は逆じゃ……」
「いやな、俺も買い出しがあってな。それとそろそろそのリーダーってのもうやめてくれ」
「はぁ、それじゃあ御室先輩」
二人は並んで夕焼けに染まる街を歩いていく。
傍から見れば恋人同士に見えなくもない。
詩乃は平静を装うが胸を打つ鼓動は早く、そんな自分の心境に戸惑っていた。
異性とはあまり接点のないために緊張しているのだと自分に言い聞かせる。
「なあ詩乃、お前は本当にすごい。Dスキルの扱いにしても戦闘に関してもどれもすごいと思う」
突然隣を歩く御室は詩乃に向かってそんな賛辞を述べた。
詩乃は急のことに一瞬困惑するも、ぎこちなく感謝を言う。
「い、いえ、そんなことないですよ。それより今日はどうしたんですか?急に……」
「もう俺達、結構長いよな、チームを組んで」
そう言うと御室はいきなり詩乃の肩を掴み、壁に押し付ける。
衝撃で苦悶の声を出す詩乃を気にせず、御室は彼女の胸にその手をゆっくりと伸ばしてくる。
「せ、先輩……?ま、まって…一体何を?」
御室は答えず、手を伸ばすと同時にその唇に自らの唇を重ねようと近づいてくる。
そんな御室に戸惑い、困惑し、動けないでいる詩乃。
―――何がどうして。嫌なのに動けない……!
そんな彼女の思いが通じたのか否か、顔があと数センチのところでポケットに仕舞っていた携帯が振動する。
彼女はそれを感じるや、すぐさま御室から離れ、携帯を取り出し、素早く通話ボタンを押す。
相手は一宮沙奈からだった。
「も、もしもし!沙奈!?」
「あー、えーとだな、この携帯の持ち主は沙奈と言う人なのか?」
携帯の電話越しから聞こえて来たのは親友の沙奈の声ではなく、若くどこかまだ幼さを残しているような男の声だった。
✝
長から渡された携帯の持ち主を特定すべく、俺は一番上に登録されていた篠原詩乃という人物にコールした。
出たのはやはり少女でどこかその声には安堵の雰囲気があった。
俺の声を聞くや、一瞬警戒したのが電話越しでも分かるほど向こうの沈黙は大きかったが、すぐにそれは感じられなくなった。
話の末、事情を説明した俺はどちらからも近い中央公園で対面することになったのだった。
沙奈とかいう携帯の持ち主を勝手に想像しながら待つこと十分、待ち人は現れた。
「すいません、遅、く………」
「あなたが、篠原詩乃さ、ん………?」
「…………」
「…………」
お互いに相手の顔を見て硬直する。
そう、つい最近この顔を見たんだ。
それにこの声にも憶えがある。
そして何故か急に頬が理不尽な痛みを思い出す。
「「あの、どこかで会った事ありますか?」」
ハモる声。
互いにどこかモヤモヤした気分で考えていると、ふと彼女がおかしなことを聞いてきた。
「あの、その怪我、もしかしなくても殴られたものですよね?」
「え?よくわか……」
俺はそこまで言ってある結論に辿り着く。
この理不尽な痛み、雨、雷、神社、スレンダーな少女の体が連想される。
そういえば結構良い身体つきを……んんっ!そうか、あの時の!
どうやら彼女も俺の反応を見て確信したのか瞬間、いきなり頭を下げられた。
「ごめんなさいっ!あの時は気が動転してて……勢いで殴ってほんとにごめんなさい!」
当然女の子に公衆の面前で頭を下げれれば許すしかない俺だった。
まあ公衆の面前でなくても許す。
彼女は気付いてないかもしれないが、あれは不可抗力で事故だったんだ。
それに少し涙目での上目遣いは反則だ……。
「別にいいよ。それより自己紹介がまだだ。俺の名前は刹那、綾瀬刹那だ」
「私は篠原詩乃。詩乃でいいわ」
お互いがそれぞれ名乗り合ったところで俺は本題について彼女に話した。
「で、その沙奈、だっけ?今日は休みだったと。となるとやっぱりアレに係わってるってことか」
「あの、アレって……?」
うーん、言っていいのかどうか……いやまてよ?
詩乃は今回の事件の要の秋燈の生徒だ。
もしかしたら何か知っているかもしれないな。
「あー、まだ確かな証拠があるわけじゃないんだがな、沙奈って子、もしかしたら例の襲撃事件に関係してるかもしれないんだ。って言っても昨日襲撃された現場付近に落ちてただけなんだがな」
「で、でも彼女は戦闘Dスキルは使えませんよ……!どうやって―――」
「待て待て!何も彼女が犯人って言ってるわけじゃないんだ。巻き込まれた可能性があるんだよ」
身を乗り出して迫る彼女を制止させ、何とか落ち着いて貰う。
気持ちは分かるさ、親友が事件に巻き込まれたと聞いて平静でいられる奴なんてそいつはよっぽど酷い奴か、友達じゃない最低野郎だ。
だけどそれ以上に詩乃を制止させた理由はその、な。
顔が近かったことなんだけどね。
「それでだな、ここから先は重要な事でな。誰にも話さないって言えるか?」
「……はい。それでその重要な事って」
「確かな証拠があるわけじゃない。どうも犯人は秋燈の奴らしいんだ。商店街の防犯カメラに残ってた映像を出力してみたものなんだが……」
連絡する前に商店街に設置されていたカメラを全てチェックしてみたところ、一台だけ犯人の顔を捉えているものがあったのだ。
写真には男の後ろ姿が映っており、顔は左の横顔がちらっと見える程度のだが。
彼女にそれを見せると、一瞬、ほんとにほんの一瞬だったが、彼女が息を呑み、驚いているように見えた。
「心当たりはないか?」
「…う、ううん。ちょっとこれだと分かんないかな……」
「そうか。それじゃ、悪かったな、付き合わせて。この携帯は君が持っててあげてくれ。それともしなにかあったら連絡をくれるとありがたい」
自分の携帯番号の書かれたメモと彼女の親友の落とし物である携帯を渡し、公園の出口を目指して歩き出す。
「そんなはず…ない……そんな………」
彼女が背後で写真を見つめながら何かを小さく呟いたが、俺は特に気にも留めずに去った。
―――この時、彼女の言葉に耳を傾け、その言葉の意味を聞き出していればもしかしたら、無駄な戦いをせずに済んだのかもしれない。
だが、ただの中学三年生の俺にそれを気に掛けることはなかった。
そしてその先にある未来を知ることも……。
それを知っているのは存在しているかも解らない神だけ―――
お久しぶりです、unkonownですよ。
どうも更新が遅くてホントにスミマセン。
理由は大いにあるんでけど、それ言ってると長くなりそうなんで。
さて、私、別に連載してる小説の後書きにも書いたんですが、この状況が三月近くまで続くかもしれないです。
最低でも二月の終わりまではこのペースだと思ってください。
ってか、このペースだと次話を投稿する頃には三月か!
ま、まぁ、まだ更新は遅いという訳です。
この期間を乗り切れば更新が楽になるんですが……。
さて、本編について戻りますが、詩乃編、そろそろで終了します!
そして次は別のヒロインの物語に入る予定です!
因みにノベルとかでありがちな一番最初の表紙を飾ったヒロインがメインとかの
ようなものはありません。
そもそも表紙がないけど……。
まあ簡単に言えば、最初に出て来たヒロインとくっ付くという訳ではありませんから。
この物語はあくまで大多数で様々なヒロイン達に翻弄されるようなものですから。
私自身、誰と誰がくっつくかなんて判りませんしね☆
今後とも私の勝手な思いつきで増えていくかも知れませんがよしなに。
それではそろそろこの辺で。
また次回会いましょう!
PS.
更新が一番早いのは私が最初に書いている小説です。
理由は最初から考えていたものだからです。
すみません。
こちらも出来る限りの早い投稿を心がけたいと思います!




