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第十六章69 【覇王杯/オーバーロード・カップ/唯野 芳一チーム】67/【芳一】の第10班の展開(【ユイイツ編】)6

 この【ユイイツ】の世界での革命を起こすにはどうしたら良いか?

 それは、【神話】との戦いであろう。

 神話はそれぞれの【地球王】にとっての【ラスボス】として表現されており、その代が終わる間際まで登場しない。

 とは言え、【神話】の数は余っている。

 【地球王】達では、何年かかっても増え続ける【神話】の駆逐は叶わないだろう。

 そこで、お手伝い、という訳では無いが、主人公達が相手にしない他の【神話】を倒すのが、この物語において革命したと言っても過言ではないだろう。

 【神話】の前にも他の敵などが無数に登場する今作ではあるが、【芳一】の最強人格の1つである【芳一/春花神謎】にとっては雑魚には用は無い。

 ラスボスクラスと戦うと言う事が彼にとっては相応しいと言えるだろう。

 【芳一/春花神謎】は、

『お前達(【美螺依】と【ドミンゴ】)に確認したい。

 余は下っ端に用はない。

 やるならテッペンと戦いたい。

 まずは手始めに【無限神話群】からどれか選ぶ。

 2、3個潰したら、次は、【三大神話群】の本編に触れないものと戦うがそれで良いか?』

 と聞いた。

 【美螺依】は、

『私はそれでかまわないわ。

 この物語の主人公と貴方では戦闘力や潜在能力がまるで違う。

 適材適所。

 弱い敵を虐めるよりは、それに相応しい敵とやりあう方が私の性にも合っているわ。

 だから、私も賛成よ』

 と言い、

 【ドミンゴ】も、

「私も異論はございません。

 旦那様のご迷惑にならない様に気を配りますのでどうかよろしくお願いします」

 と答えた。

 【芳一/春花神謎】は、

『それを聞けて、余も満足だ。

 ならば、【無限神話群】を呼び出すぞ。

 1つでは物足りないから2、3個行くがかまわないな?』

 と聞いた。

 2人は黙って頷いたのだった。

 こうして、第10班/【芳一/春花神謎】達の挑戦は始まったのだった。

 まずは、【神話】の呼びだし方だ。

 今作では【地球王】の死期が近づいた時にそれに適した【神話】が【ラスト・エネミー】として現れるとされている。

 だが、それと同じでは困るのだ。

 【芳一/春花神謎】は、死ぬつもりは無い。

 そこで、彼は、【(ことわり)】を変える事にしたのだった。

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