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第十六章68 【覇王杯/オーバーロード・カップ/唯野 芳一チーム】66/【芳一】の第10班の展開(【ユイイツ編】)5

 もちろん、【下層神話群】が敗れる事になったら、他の【無限神話群】の有力候補の中から新たに【下層神話群】を選び直す事になる。

 そんな一番格下の【下層】とは言え【最強最大の神話群】とも言える【意味深神話群】と戦って土をつけたのは先代地球王が初めてだった。

 引き分けもまた、【意味深神話群】にとっては負けと一緒であり、先代地球王と引き分けた【神話】は【下層】の【座】を剥奪されたのだ。

 ちなみに、先代地球王の【ラスト・エネミー】となったのは、【意味深神話群】の【下層神話群】の【変神神話(へんしんしんわ)】と言う【神話】だった。

 【変な神】と言う意味ではない。

 簡単に表現すれば【変身】する【神】と言う意味である。

 この【神話】に登場する【神々】のほとんどが【変身/変神】するのだ。

 【隠された真体(しんたい)】と言うものを持ち、【神々】は【本当の姿】を隠して【世】に【顕現(けんげん)】する。

 だが、本当の戦いの時には【かりそめの姿】から【本来の姿】へと【変神】を遂げて【真の力】を発揮する事になる。

 また、【複数の神】が【1つのかりそめの姿】になっていて、【変神】の【種類】によって、本来の【神】の姿が異なる、

 【かりそめの身体】から【別のかりそめの身体】、さらに別の【かりそめの身体】など複数の【かりそめの身体】を経てようやく【真の姿】となる【神】の姿になる、

 【本来の姿】を持たない【正体のない神】、

 複数の【かりそめの姿】が【融合変神(ゆうごうへんしん)】して【真の姿】となる【神】、

 【かりそめの身体】を交換する事が出来る【神】達、

 【かりそめの身体】をカスタマイズして、変更する事が出来る【神】、

 等々、様々な特殊なバリエーションのあった【神話】でもあった。


 この【脅威の神話】に対して、先代地球王と108番目の美女(この作品のヒロイン)は【仮想人格】で自らの【性格変更】をし、それによって生み出された【世界観/物語】を纏い、【軍勢】を率いて対抗していき、見事、退けて(引き分けて)見せたのだった。

 倒しきる事は出来なかったが、【変神神話】は侵略失敗の罰として【下層神話群】の【資格】を剥奪され、他の【無限神話群】の中の有力【神話】と入れ替わりとなったと言う経緯がある。

 【下層神話群】は【その資格】を得る事で、【神話】としての【格】が跳ね上がるとされており、【変神神話】はその【品格/力】を奪われ格下の【無限神話群】の【神話】へと【降格/格下げ】となった。

 【下層神話群】は【96種/96話】と決まっているので、新たな【神話】が【下層神話群】の1つとして【認定】された様だが、【変神神話】を【格下げ】へと追い込んだと言う【点】で言えば、今までの【地球王】には出来なかった、為し得なかった【偉業】を成し遂げた事になった。

 先代地球王は【病】に倒れる事が無かったら、もっと上位の【神話】と渡り合ったのでは無いかと言われていた。

 先代地球王の実力であれば、【複数】の【神話】と渡り合えるだけの【力】や【能力】、【統率力】や【胆力】があったとされている。

 ただ、【運】と【健康】には恵まれず、その命を散らしたのだ。

 【意味深神話群】を倒す。

 そんな果て無き【夢】を先代地球王と108番目の美女は持っていた。

 今までのどの【地球王】も為し得なかった【前人未踏の偉業】。

 それを2人で目指していた。

 と言うような重厚な設定が設けられている。

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