第十六章64 【覇王杯/オーバーロード・カップ/唯野 芳一チーム】62/【芳一】の第10班の展開(【ユイイツ編】)1
【芳一】のチーム【第10班】の
【唯野 芳一/春花神謎】、
【唯野 美螺依】、
【ドミンゴ】(スペイン語/日曜日)/【覇王/オーバーロード】となる者に仕える存在、【マジョルドーモ・ムカマ】(スペイン語/執事メイド)、
の3名がまず選んだ【作品】は、第9作【ユイイツ/パラレル1編】と第33作【ユイイツ/パラレル2編】の2作品である。
【唯野 芳一/春花神謎】は【芳一】の文句なしの最強の4つの人格の1つである。
どう最強か?
例を挙げれば、例えば、100万人の大観衆の中で自分勝手、身勝手な暴動が起きたとする。
どんな集団も止められない様な荒れようで、手の打ちようがない状況だとする。
その中に割って入り、一瞬にして30人くらいを蹴り飛ばし、飛ばされた人間達がピクピクしている状態で大群衆の動きを止めた時点で、
『跪けっ』
と怒気を込めて命令したら、大観衆全員が跪き、顔を地面にこすりつけ、老人も子供も例外なく、頭を上げることが出来なくなり、
次に、
『いい加減にしろ、この馬鹿者共が。
見苦しいものを見せおって。
深い極まりない。
下らん茶番はここまでにしろ。
解ったら余の前からとっとと消えろっ。
散れ、愚か者共がっ』
と言ったら、100万人の大観衆が一人残らず、蜘蛛の子を散らす様に我先にとその場から走り去って行くくらいの影響力を持っている。
もはや、人間の力を大きく超越している人格と言えるのだ。
ではまず、【ユイイツ】という話がどういった話になるのか内容を少し解説しよう。
【ユイイツ】は元々、【芳一】が【悪徳出版社】で出版した【夢と想像の女の子の物語】/【夢見る少女】という作品と対になっている【夢と想像の男の子の物語】/【夢見る少年】が元になっている作品となる。
ただし、これも【夢見る少女】に伴って【夢見る少年】もお蔵入りになったので、この【夢見る少年】で使われた要素だけを抽出して、再構成して全く違う物語として造り替えた物語が【ユイイツ】という作品になる。




