第十六章51 【覇王杯/オーバーロード・カップ/唯野 芳一チーム】49/【芳一】の第7班の展開(【むにっち編】)2
【芳一/見虚無】は、
『さてと・・・この物語は【夢】がテーマですので、眠らないと話になりませんね。
私の班のメンバーは、
【美耶妃さん】、
【ネレーアさん】、
【フエベスさん】、
の3人ですね。
どうか、よろしくお願いしますね』
と言った。
【ネレーア】は、
「私は、【錬金操士】。
【錬金術】で創り出した【兵器】を操作または、乗り込んで操縦して戦う術士よ。
私の力で役に立つことあるかしら?」
と聞いてきた。
【芳一/見虚無】は、
『そうですねぇ~。
本来、眠っている状態と実際の力は別なんですが、私の方で、【夢の中】でその力を使える様に調整しましよう。
貴女にはその力が使えると信じて貰えれば現実世界で使うのと同じ様に使えるハズですよ』
と言った。
【ネレーア】は、
「それを聞いて安心したよ。
このままでは役立たずで終わってしまうかも知れないからね」
と言った。
【フエベス】は、
「お嬢様(【芳一】の男性人格には旦那様と言うのだが、女性人格に対してはお嬢様と呼んでいる)、私も何かお役に立ちたいのですが」
と言ってきた。
【芳一/見虚無】は、
『貴女の力も信じれば使える様に設定いたしますから安心して下さいな』
と言った。
【フエベス】は、
「ありがとうございます」
とお礼を言った。
【美耶妃】は、
『これで準備としては、万全って事なのかしらね』
と言い、【芳一/見虚無】は、
『そう言う事になりますかね』
と微笑んだ。




