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第十六章49 【覇王杯/オーバーロード・カップ/唯野 芳一チーム】47/【芳一】の第6班の展開(【FAU(フロムアナザーユニバース)編】)7

 卵が割れ、中から現れたのは、【真深トガトゥカ】と呼ばれる超怪物である。

 その姿は、長い弁髪(頭の周囲の髪をそり、中央に残した髪を編んで後ろへ長く垂らしたもの)の小太りの少年に見える。

 肌の色はすみれ色だ。

 瞳は白では無く赤、目玉は金色である。

 腕の指は6本ずつあり、足の指は4本である。

 しっぽは2本生えていて1本はふさふさの白いしっぽ。

 もう1本はぼさぼさな感じの赤いしっぽである。

 翼は右側が悪魔を思わせるコウモリの様な翼、

 左側が蛾を思わせる様な羽根、

 となっている。

 左肩には突起物がついており、

 右肩には鏡の様なものがついている。

 左右非対称を体現した様な姿をしている。

 【真深トガトゥカ】は、

『ふわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ・・・』

 と大あくびをした。

 【芳一/武賢】の事などどうでも良いと言った王者の風格を醸し出している。

 【芳一/武賢】は、

『俺の事など眼中にないと言った感じだな。

 まぁ、良いだろう。

 まずは俺に興味を持たせてやる。

 貴様を倒すのはそれからだ。

 貴様を倒してから俺達は世界の果てに飛ぶ。

 お前は記念すべき、最初のターゲットだ。

 嬉しく思え』

 と言った。

 その瞬間、【真深トガトゥカ】は、

『無礼者・・・【死ね】』

 と言う言葉を発した。

 そして、その言葉が、【芳一/武賢】の元に飛んでいく。

 即死効果のある、【言葉責め】である。

 その言葉が耳に届いた時、【芳一/武賢】は即死する。

 だが・・・

『・・・何か言ったか?』

 と【芳一/武賢】は聞いた。

 どうやら、危険をいち早く察知して、瞬時に殺傷能力のある言葉を聞かない様にした様だ。

 それを見た、【真深トガトゥカ】は、

『お前・・・なかなか、面白いな・・・』

 とつぶやいた。

 どうやら、少し興味を持った様だ。

 その言葉に危険性は無いと判断した【芳一/武賢】はちゃんと聞き取る。

 そして、

『どうやら、興味は持って貰えたようだな。

 ならば、次は退治だ。

 覚悟してもらおうか【真深トガトゥカ】よ』

 と不敵な発言をした。

 こうして、バトル展開になるのだが、残念ながらどうやら時間切れの様だ。

 第6班/【芳一/武賢】達の中継は以上となる。

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