第十六章44 【覇王杯/オーバーロード・カップ/唯野 芳一チーム】42/【芳一】の第6班の展開(【FAU(フロムアナザーユニバース)編】)2
【FAU】で革命を起こす場合は、【ゲーマー】とも【コスプレイヤー】とも違ったジョブで、
【過去/ファンタジー風世界】、
【現代/異能や現代風世界】、
【未来/SF風世界】、
の3つの世界に行き来する様にし向けなくてはならない。
そこで、【芳一/武賢】は、自身の性格から考えて、
異世界の【強い相手】と戦うと言う事を目的とした、【武闘家】というジョブを選択した。
だが、それだと【FAUウォッチ】という3つの世界を行き来出来たりアイテムを転送したり出来る【腕時計】を作る事が出来る【マッドサイエンティスト】やその孫娘との接点が無い。
そこで、【ゲーマー】が【マッドサイエンティスト】を脅して、その設計図を売りに出し、それを【芳一/武賢】が買ったと言う設定を新たに作った。
それで【アルベルタ・アーレ】(【ハーフ・クォーター族】の族長)が、生物と同化出来る力を使って【マッドサイエンティスト】の孫娘と一時的に同化して、その知能を借りて、【FAUウォッチ】を作り出したという設定を作り出した。
【マッドサイエンティスト】が実際に時計を発明出来る様になるのは、【未来/SF風世界】とは別の本来の未来においてである。
そのため、時間軸が、ゲーマーやコスプレイヤーが体験している時間軸よりも何年か未来に設定される事になる。
物語としてはゲーマー編やコスプレイヤー編は解決した後という事になるのだが、それならば、後日談のエピソードとして新規で作れるとの判断でこうなった。
【マッドサイエンティスト】の孫娘の身体で、【FAUウォッチ】を作った後は、同化を解除した。
これは、【アルベルタ】が居たから出来た芸当だった。
それでゲーマー編はコスプレイヤー編の13年後という設定で物語が進む事になる。
まず、【芳一/武賢】は、新たに設定された
【過去/ファンタジー風世界バージョン2】、
【現代/異能や現代風世界バージョン2】、
【未来/SF風世界バージョン2】、
それぞれの世界を確認するために転送を試みる事にした。
【FAUウォッチ】は1人一本が基本である。
時計合わせの様に時代を同じ時間軸に設定しないと例えば同じ過去に行くのにも時代が異なる過去に転送されてしまう。
そのため、【時空合わせ】と呼ばれる【時計合わせ】は必須である。
それを行った後、転送するのだが、ここで注意が1つある。
試しに転送出来るのは1回ずつだけである。
その後は、ミッションをクリアしないと転送されないと言うのが【FAUウォッチ】の絶対ルールとなっている。
それを頭に入れて行動しなくてはならない。
それを踏まえて、
【過去/ファンタジー風世界バージョン2】、
【未来/SF風世界バージョン2】、
【現代/異能や現代風世界バージョン2】、
の順番に行く事にした。




