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第十六章42 【覇王杯/オーバーロード・カップ/唯野 芳一チーム】40/【芳一】の第4班の展開(【ドロワー・サーガ(引き出し英雄物語)編】)7

 【芳一/表道化】は、

『さて、皆さん、どうやらあんまり良いアイテムは揃っていないみたいだから、とっとと次の引き出しを探しに行こうと思いますが、移動手段で有効な【ジャンピングシューズ】は1足しかありませんので、全員は使えません。

 そこで申し訳ないのですが、あっしが、皆さんをおんぶとお姫様抱っこと肩車をして運びたいと思うのですが、どうですか?

 どのスタイルで運ばれるのがお好みでしょうか?

 決めていただけませんか?』

 と言った。

 【仁愛】は、

「別にどこでもかまいませんよ。

 必要ならば、そうするだけです。

 貴方が選んで下さい。

 お二人もそれで良いですか?」

 と言った。

 【美紗緒】は、

『まぁ、良いけどね』

 と言い、【ルーネス】は、

「問題ありません」

 と言った。

 【芳一/表道化】は、

『じゃあ、姫様はお姫様だからお姫様抱っこ。

 【美紗緒ちゃん】は、肩車。

 【ルーネスさん】は、おんぶって事で良いですかね?』

 と言った。

 もちろん、冗談でだ。

 この3名で割り振る場合、6歳である【仁愛】の立ち位置は肩車がベストだろう。

 だが、

「それでかまいません」

『いいんじゃない?』

「かしこまりました」

 と反対意見は出なかった。

 【芳一/表道化】は、

『冗談だったんですけどね・・・』

 とつぶやいた。

 どうやら、冗談の通じないパーティーの様だ。

 そんな感じで、次の【引き出し】を目指して進んで行って、新たな展開を模索するという行動を取っていった。

 まだ始めたばかりなのだが、どうやら中継時間の終了時間となった様だ。

 第4班/【表道化】の班の中継は以上となる。

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