第十六章20 【覇王杯/オーバーロード・カップ/唯野 芳一チーム】18/【芳一】の第1班の展開(【まいなぁめじゃあ編】)13
【芳一/主人格】は、【芳果】用に24デザイン(24種類の顔それぞれに合わせたデザイン)、
【芳寿】用に13デザイン(13種類の顔それぞれに合わせたデザイン)、
【美和】用に1デザイン、
の合計38デザインを用意した。
【芳寿】は、
『何か、数に不公平さを感じるんだけど・・・』
と言った。
【芳果】は、
『文句を言うな、悪魔。
これは顔の数に応じて1つずつ作ったのじゃから仕方あるまい』
と言った。
【美和】は、
『私はたった1つなんですけど?』
と言った。
【芳一/主人格】は、
「まぁまぁ・・・
これはプロモーション用だからさ。
バリエーションがあった方が良いと思ったから、顔の数だけ作ったんだけど、不満なら別の埋め合わせをするよ。
色違いバージョンも考えて、1人、24種類って事で統一するよ。
それなら良いでしょ?」
と言って仲裁した。
それでも【芳寿】の13種類の顔を2倍にしたら24種類では無く26種類になって2つ足りない。
とは言っても24種類と13種類の最小公倍数になるとかなり多く(312種類)なってしまうので、そこは妥協してもらったのだった。
こうして、3人の美女を元にした【キャラクター化】をプロモーションとして、生徒に見せて、生徒からモデルになってくれる人を募集してそれをそれぞれ【キャラクター化】させて行ったのだった。
これに手応えを感じた【芳一/主人格】は、これまでのアピールで仲良くなった生徒達にも手伝ってもらい、選挙を行い、見事、全校生徒の6割以上を【部】を承認すると言う事を認めると言う判断をしてもらい、反対していた【生徒会】も部活として認めざるを得なくなったのであった。
【芳一/主人格】は、
「さて、第一目標は達成した。
次は部員集めだ。
何から始めようか」
と言った時、彼にも予想外の事が起きてしまったのだった。




