第十六章11 【覇王杯/オーバーロード・カップ/唯野 芳一チーム】9/【芳一】の第1班の展開(【まいなぁめじゃあ編】)4
【まいなぁめじゃあ】とはどんな物語か?
それについて改めて、紹介したいと思う。
【まいなぁめじゃあ】と言う作品は、【マイナー】な部活を立ち上げ、それを全国や世界規模で展開させていくと言う事をテーマとした作品であり、第1作【まいなぁめじゃあ/キャラクター創作部編】は、生徒会長を姉に、アイドルを兄に持つ主人公の女性が【キャラクター創作部】と言う【キャラクター】を作りそれをメディアミックス/クロスメディア化させて行く事をテーマとなっている。
第25作【まいなぁめじゃあ/創作依頼部編】は、誰かの依頼を受けて、制作する事をメインとしたテーマとなっている。
両作に共通するのは何かを創り出すと言う事。
ただし、それだけがテーマではない。
【アドベンチャー部】などの様に他にもマイナーな部活は登場している。
テーマとしては【マイナー】な部活がその部活の独自性を出して世界を広げて行くというのを作風としている。
【芳一/主人格】が展開させるのは、第1作【まいなぁめじゃあ/キャラクター創作部編】にも第25作【まいなぁめじゃあ/創作依頼部編】にも無い部活を立ち上げて、それを世界に向けて広げて行くと言う事であるので、【キャラクター】を使って遊ぶと言うテーマで考えたので、系統は、【キャラクター創作部】や【創作依頼部】と似ている部分が多い。
よって、【キャラクター創作部】や【創作依頼部】との違いを見せるのが第1の試練と言う事になるだろう。
その【まいなぁめじゃあ】の世界で、【芳一】達は、【キャラクター遊び部】独自のアピールをする第一歩として、まず使う事になる【使用キャラクター】をいくつか考える事にした。
それは第1作【まいなぁめじゃあ/キャラクター創作部編】のネタと被るがまずは自分自身をキャラクター化する事にした。
【芳一】を元にデザインした【ほーくん】、
【美和】を元にデザインした【みーちゃん】、
【芳果】を元にデザインした【よっかちゃん】、
【芳寿】を元にデザインした【よずちゃん】、
の4キャラを創り出した。
【芳寿】は、
『妾を可愛く仕上げてくれてありがと。
問題はこれを使って何をするかよね?
どうするの?』
と聞いた。
【芳一】は、
「うん。
一応、未使用の案はあるんだよね。
それをやってみようかと思って」
と答えた。
【芳果】が、
『どんな案じゃ?』
と聞くと、
「ほらっ、うちに茨城に勤めていた頃買った、A2のコピー用紙が残ってるじゃない?
あれを使って遊びを考えていた事があるんだけど、結局、時間が作れなくてやらなかったんだよね。
それを学校バージョンに規模を拡大してやってみようかと思っているんだよね」
と言ったのだった。
何となくもったいぶった言い方をしていた。