第十六章10 【覇王杯/オーバーロード・カップ/唯野 芳一チーム】8/【芳一】の第1班の展開(【まいなぁめじゃあ編】)3
生徒会長に門前払いを喰らった【芳一】達4人は、【キャラクター遊び部】の部活を申請するために活動をする事にした。
活動して、生徒会に認めてもらおうと言う考えであり、【まいなぁめじゃあシリーズ】では定番のやり方となる。
ただし、2つの【まいなぁめじゃあシリーズ】と同じ事をしていたのでは芸がない。
なのでここからが【芳一】達の腕の見せ所だった。
舞台となる【学校】では、【生徒会】が認めなくても在籍している【生徒】の2割が賛同すれば、【部活】として認めると言う校則がある。
今回はそれを利用して、【生徒】の指示を集める【選挙方式】を取ろうと考えている。
もちろん、この【選挙方式】の案は、第1作【まいなぁめじゃあ/キャラクター創作部編】でも第25作【まいなぁめじゃあ/創作依頼部編】でも採用されていない、今回独自の案である。
同じ事はやらない。
そのポリシーを持って【まいなぁめじゃあシリーズ】の世界観展開を表現する事になっていく。
【芳一】達のやるべき事。
まずは、活動を通して、【キャラクター遊び部】がどんな部活になるのか認知してもらう事だ。
知られなかったら意味がない。
まず、知って貰えなければアピールのしようがないのだ。
次に、従来の部活には無い新規性を示すと言う事である。
既存の部活には無い新しさを表現出来なければ、部活として認められないだろう。
次に、選挙だ。
これは、自主的にやるしかない。
生徒会が賛成していないのだから、選挙の手伝いのための生徒は派遣してくれない。
そのため、自前で選挙を行い、生徒の2割の賛成(部活の認定)を得る。
そうすることによって、初めて部員を集めて、部活動として始められる事になる。
それらを4人から始めなければならないのだ。
と言う訳でまずは、【キャラクター遊び部】として、どういった遊びが考えられるか?
それを考える作業から始める。
【芳一】は、
「じゃあ、4人、みんなでやって行こう。
まずは、キャラクターを考える事から始めよう。
それを使ってどんな遊びが出来るかを考えるのは次の段階だね」
と言った。




