恋焦がれる者(中)
3話構成になりました。
因みにこの先本当に何も考えてない。なんで毎日更新偶々してましたが次で多分暫く空きます
そして何故か某FPSで小説を書く案が落雷の音と同時に閃いたのが今日の謎
彼のお茶は熱く私のお茶は温めに入れる。彼も私と同じ猫舌なのだが、なんでも熱いのを冷ましながらゆっくり飲むのが好きらしくいつも熱いのを注文するのだ。いつもなら私の補佐官がお茶を入れるのだが、彼とお茶を飲む時は私がお茶を入れている。一番大きな理由は久振りに会う親友のもてなしに他人を頼るのは私の矜持が許さないのだ。
お茶の入ったティカップを2つ持ち私は執務室の扉の前にもどって来ると扉は音も無く開く。毎度の事ながら私の足音と気配で距離とタイミングを測れるという超絶技能には驚くばかりだ。お茶を彼に出しながら早速世話話が始まる。
「今回の東の方はどうだったんだい?」
「いやいや。大変だったよ。報告聞いてると思うけど人身売買組織一つ潰して5つの国から恭順の誓約書貰って来たよ。」
「人身売買組織の件に間してなんだけど王族まで皆殺しって恨みを買ったんじゃないのかい?」
「んまぁそうだけど、これ今回の件の誓約書」
渡された5枚の紙それを読んで私は目を剥いた。
「な!国土の一部を教会に供与?こっちは一の姫を教会本部に差し出す?」
「そこまで恨みを買うなら一層の事とそこまで徹底的にやったから、その誓約書がココに届かないように色々無茶しすぎてあちらさん中はガタガタになってるから、逆に本部の方から調略かけて貰えれば国ごと乗っ取れると思うよ。俺も少しヒャットするぐらいの使い手を何人か送ってくるっていくらぐらい掛かったんだろうね?」
お茶を優雅に飲んでる彼は勇者の貫禄とでも言うのか凄く落ち着いていた。私には無理だな。日がな一日中凄腕の暗殺者を警戒しながらの生活なんて考えられない。
「んでこれから先が本題。その領土と姫様の件だけど卿に任せていい?」
「いや任せるも何もこんな大きな案件、枢機卿会議で教皇にもお伺いしないと駄目に決まってるじゃないか!」
私は思わず叫んでしまいながら応える。任せると何気なく自分に全部やらせようとした親友に頭を抱える。
「いやー他の枢機卿って基本的に腐ってるから、預ける俺としても安心できるのが卿しかいないんだよね?」
「否定は出来ないけど、と言って今までの教会の私有地を全部足したぐらいの領土を独占に政治的な人質を持ったりしたら他の枢機卿方や教皇睨下を全部敵に回すに決まってるじゃないか!」
「頑張れ未来の教皇閣下」
親指を上げてサムズアップしても駄目!うう今までだってもそうだったけど彼の遣り方は荒っぽすぎる。だけど唯の司教だった私が彼の力と協力のお陰でで閣下と呼ばれる地位まで引っ張り上げてもらえたのは事実だし、教会の腐敗を嘆くだけで力の無かった私をここまでの地位にして教会の不正を正す機会をくれたのは間違いなく彼のお陰だ。
私は溜息をつく彼の頼みの上にここまで不安定な案件では自分が行うしかないだろう。
「それで方法は?親友?」
「決まってる。幸いにも今回の一件俺を殺して奪回を狙ったからまだ教皇の耳には入ってないはずだ。ならこの誓約書見せずに今晩の枢機卿会議でごり押ししてしまえばいい。最悪今までの利権を手放すといえば怪しむだろうけど首を縦に振らす事ぐらいは出来る。それと親友と言うよりこの密談聞いてると悪友じゃないかい?」
私達は2人して部屋の中で笑いあった。
今回は何の変哲もない普通
次の話とのギャップのための準備です。
ついでにネタ募集中
なんかろくでもないはな・kさjljぁsjdkぁks閃いたああああああ
いいネタ思い出したうし@2-3話はネタがあるぜ!
がその後の為にネタ募集中
ろくでもない実話募集中
そして本来書きたかったのが進まない・・・・。