人が消える時(危)→(降)
タイトルイメージは「危うい」
・・・・あれ?なんか予定と違う・・・・。
間違えたorz
まぁ何とかなるだろう。最悪タイトル変えれば良いんだし。
はいやっぱりどうにもならなかった。
「降りる」と言う事で(大分無理な後付け
俺は治療しながら彼の様子を伺う。最初は唯呆然と立ち尽くしていたが取り敢えず座る事にしたようだ。そこまで至るのに数分の時間を要したと言う事実が彼の困惑っぷりを端的に表しているだろう。様子を伺うのに夢中で多少手元が狂ったのはまぁ見なかった事にしよう。うんちょっと切り傷直すのに間違えて激痛で相手を気絶させたぐらいだし声も立てずに失神したから誰も気がついてないしね?彼は赤子を抱きながら未だにキョロキョロしている。
魔族は基本的に赤子の世話などしないからね。人間の赤子みたいに泣き叫ぶ訳でもなく生後1ヶ月で歩けるように成り、2ヶ月で言葉を解し、3ヶ月ほどで親元を離れ、半年で魔術を使う。3年ぐらいで成体になりその後数十年して唐突に性別が決まるらしい。らしいと言うのは当然ながら魔族の生態を研究するなんて馬鹿な事を考える人間も普通居らず(まぁマッドサイエンティストなら居そうな気はするがそんなのが自分の研究公表する訳も無く)彼から直接聞いた話なのだが、彼は僅か17歳。精神年齢がでは無いよ?肉体年齢生まれてからの時間で17歳。数千年前後生きる彼らからすれば僅か1歳にも満たないのである。故に一般常識に疎い面がある。だからこそ今のうちに知って欲しいのだ。人間というものを。偏見を聞くだけでもなく、一部の偏った人間だけ見るのでも無く、普通の人間の中で人間という種を理解して欲しいのだ。因みに彼は赤子が泣き出したのを見てオロオロして見かねた周りが赤子のあやし方を教えて不器用ながら頑張ってその真似をしている。
ああ実に楽しい。無垢な魂を持つ幼子を自分好みに染め上げていくのは。源氏物語の~もこんな思いで育てていたのだろうな。そんな馬鹿な事を考えていると歓声が上がる。ヤレヤレやっとか。やっと本番が始まるのか。俺が視線を向けると入り口から薬が運び込まれ幾人かの人間が入って来る。彼らは治療の手伝いをしたりしながら色々な話を聞いていく。こちらに来るのも時間の問題かな?数人の治療を終えると何人かの男達が私に話しかけてきた。想像通り彼らはこの周りの商人や冒険者達だった。災害を聞いて駆けつけたと言っているが実際にはたかりに来たハイエナが半分と善意が半分と言った所か。ここで追い返した所でハイエナが漁るのを辞めるとは思えないならタップリその分働いて貰いますか。
先ず彼らに威嚇を混めて自分が勇者である事を告げる。何人かは明らかに凍りついたので顔を覚えておく。伝えるのは仕事をするならある程度は見逃す。何かは言わない。ここで逃げられて人手不足になるよりかはマシだ。逆に何人かは明らかに顔を顰める。すまないね、善意で着てくれたのにこんな禄でもない話を聞かせて。冒険者はまず各数人毎に別れて各救助班に合流商人達はもう一度其々の町に戻って必要な緊急物資の調達。ついでに冒険者には夜中一時全員に休息を取ってもらう際にその間に町の巡回をしてくれるのなら構わないと商人にはこの町の復興物資の調達の際に口利きしても良いと飴を見せておく。
彼らは素早く其々の場所に散って行く。やれやれ現金な物だと肩竦めながら俺も治療に戻る。手持ちぶたさに手元に何も無くなった彼を視界の隅に捉えながら。思わず笑みが止まらないココまで思うように物事が進むのは神の加護かな?
ああ素晴らしい、我らが神に、感謝と祈りを
次まで完成してる。物のその次が中々書けない・・・・。
そして本命いい加減放置できないので今日からせっせとそっち書きます。
って事で
一応@2話で一時更新停止を予定してます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。