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5-1

「可愛くても足はない! 癒し女のおみっちゃん!」

この物語は、クセのある幽霊が国民的テレビアニメになれるような日常を描く物語である。

「現在、過去最高のキャラ文芸44位、2万3000作の中の1370位。」

継続は力なりの毎日更新。

「エヘッ。」

おみっちゃんが笑って誤魔化して始まり。



「私、生き返りたい。」

特に理由はない。

「どうして、私は死んだんだろう? どうして、私はあの世にも行かずに、この世にいるんだろう?」

死因は不明である。

「ああ~、幽霊だって美味しいものが食べたいし、綺麗な服を着てみたい。恋だってしてみたい。」

幽霊だって、人間に憧れていた。

「どうやったら生き返ることができるんだろう?」

この物語は駄文を5万0000字書き、最終的に、幽霊なので、夢は、生き返ることでいいんじゃねえ、と単純な望に落ち着いた普通のカワイイ幽霊が現代を彷徨う話である。


「ん・・・んん! ふわ~あ! 良く寝た。」

幽霊の女の子が目を覚まし背筋を伸ばし欠伸をした。

「あれ? ここはどこだ?」

現代に生き返った幽霊は、お墓の周りをキョロキョロ見渡す。

「青山霊園?」

お墓が広がっている大きな霊園に幽霊は甦った。

「うわ~! きれい~!。」

桜が咲き誇る道があり、風でピンク色の花びらが舞い散る映画のワンシーンのような霊園であった。幽霊は幽霊だが人間のように感動していた。

「おみつの墓・・・。」

幽霊は自分が目を覚ました前にあるお墓を見つめる。

「そうか! 私の名前は、おみつなのね!」

現代に甦ったカワイイ女の子の幽霊の名前はおみつ。

「私はおみっちゃんだ! エヘッ。」

エヘッ笑いのカワイイ幽霊、おみっちゃんの誕生である。

「と、笑ったものの・・・私はこれからどうすればいいんだろう?」

現代に甦った幽霊は、幽霊でも自分の状況に不安なのであった。

「アニメのオープニングとマンガの1ページ目はとりあえずOK! アニメの主題歌と巻頭カラーの見開き2、3ページ目もOK! 問題は優秀な総監督が、この件だけでアニメ5分は作成してくれるかが問題ね。・・・やっぱり無理! 無理よ! どんな優秀な監督さんでもアニメ3分とマンガの4、5ページ目だけで終わってしまうわ!?」

ユニークでカワイイ幽霊、癒し女のおみっちゃんのキャラクター作りとしては秀逸・・・としておこう。

「あなた! 誰!?」

そこに何者かが現れる。


つづく。

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