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3-14

「可愛くても足はない! 癒し女のおみっちゃん!」


この物語は、クセのある幽霊が国民的テレビアニメになれるような日常を描く物語である。



「そうか! 間違いが分かった!」

おみっちゃんは発作的に新アイデアが降臨した。

「どうしたの!? おみっちゃん。」

又ちゃんが尋ねる。

「一先ず、妖怪・あやかし作品のおみっちゃんは置いといて。探偵モノ、鈴木鈴からのサウス&ベルまではいいけど内容が、探偵モノや刑事モノと一緒でパクリと思われても仕方がない。」

「そうね。迷惑探偵コナ〇とか、あいぼ〇のパクリ扱いよね。」

これの2作品が終わらない限り、探偵モノよ刑事モノは基本、不可である。

「で、気づいたのが犬人間の鈴と歯科助手みなみ的なコンビが間違いだったんじゃないか、気づいたのよ!」

「おお! おみっちゃん、すごい!」

「エヘヘ。」

褒められて照れる、おみっちゃん。

「新アイデアは犬人間の鈴木鈴と幽霊のおみっちゃんのコンビでいいんじゃないか、ってことよ。」

コンビ間違いを指摘する、おみっちゃん。

「でも、それって、そこら辺の大ヒットのあやかしモノと一緒になるわよ? パクリばっかりよ?」

「わざと外していたけど、普通でいいのよ。事件が起こって解決する。それが探偵モノよ! そこをパクリと言われたら何も書けない!」

「同じ過ぎて書いてても、つまらないんで切り替えたんだけどね。」

ごもっともである。

「なら、事件を解決しない探偵でいいんじゃない?」

「ろくろ首の女将さん!?」

そこに現れた敏腕編集者のろくろ首の女将さん。

「公式的に事件は起こるんだけど、事件を放置して、周りの人だとか、他のことを解決したら、事件も解決できたみたいな。アニメでなく、ドラマの原作でも使えそうな感じじゃない。」

「ほうほう。」

おみっちゃんと又ちゃんは感心する。

「なんだか、そうなってくると・・・主人公は犬人間の鈴ちゃんでもなく、おみっちゃんでもない感じだね。」

「私は妖怪・あやかしモノ恋愛作品として、1月に再出演が決まっています。」

その通り。1月の恋愛コンテストに幽霊と悪徳商会の三男の恋を書くことが決定している。

「大きなコンテストはコネなしには受賞は無理みたいな音楽・芸術・出版の世界っていうのはよく分かったし・・・。」

「でも、これ以上、主役キャラを増やすのも新アイデアのネ申も降臨されないし、またオリジナルキャラクターの使いまわししかないのか!?」

癒し女のおみっちゃんも、犬人間の鈴木鈴も使いまわしである。

「ダメだ!? 1話1000字規制をかけると、すぐに話が終わっちゃう!?」

アルファ・なろう対策ではあるが・・・アクセス数が増えても無駄なのは分かっているのだが・・・。

「エヘへ。」

最後は、おみっちゃんが笑って誤魔化して終わり。


つづく。

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