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3-13

「可愛くても足はない! 癒し女のおみっちゃん!」


この物語は、クセのある幽霊が国民的テレビアニメになれるような日常を描く物語である。



「ふわ~あ! よく昼寝した!」

おみっちゃんは昼寝から目を覚ました。

「zzz。」

夢馬、爆睡中。

「zzz。」

獏、爆睡中。

「zzz。」

エロ女、爆睡中。

「zzz。」

枕ちゃん、爆睡中。

「zzz。」

又ちゃん、爆睡中。

「コンコン。」

コンコンだけ起きている。

「よしよし。」

おみっちゃんはコンコンの頭をナデナデしてあげる。

「コンコン、私、不安だわ。このメンバーでやっていけるか。」

「コン~。」

おみっちゃんとコンコンは仲良しである。

「やっぱり、この探偵への依頼の1話、よく眠れませんを解決してください、だけで登場した5人の仲間キャラだけでは無理ね。」

「そうそう。分かるわ。」

「分かってくれるの!? ありがとう! って・・・あなた誰!?」

おみっちゃんの不安につけ入るように女が現れた。

「私は夜逃げ女! 異世界キャラならリリスなんだぞ!」

「夜逃げ女の娘です。異世界ファンタジーのキャラクターなら、リリンです。」

夜逃げ妻と娘が現れた。

「妖怪・あやかしの夜逃げ女と娘!?」

おみっちゃんは驚く。

「どうも、闇男です。」

「カマキリ女です。夜逃げ妻と娘は、私たちの主です。」

「闇男とカマキリ女!?」

異世界ファンタジーのキャラクターでいうとアルプとエンプーサらしい。

「どうして、あなたたちまで!?」

「1度出てきたんだから、声優さんも決まっているだろうし、ノープロブレム!」

「仲間キャラと敵キャラってだけで、こんなにも扱いが違うのは不公平だ!」

闇男とカマキリ女の言い分は正論であった。

「そして夜逃げ妻と娘の私たちが、なぜ主かというと、リリスは人類創世のアダムの妻、魔王サタンの妻、堕天使サマエルの妻とも言われていて、世渡り上手なのだ! ワッハッハー!」

「こんな母で、ごめんなさい。」

「これはご丁寧に。」

夜逃げ妻の娘は幼いのに、しっかり者だった。

「ということで、私たちも、おみっちゃんの家に住み着くから、よろしく!」

「お邪魔します! ゲっ!? みんな寝てる!?」

「トイレはどこ!? 漏れちゃう!?」

「騒がしい人たちで、ごめんなさい。」

「これは丁寧に。」

引っ越ししたては、なにかとはしゃぐものである。

「ていうか!? おまえら勝手に引っ越してくるな!」

おみっちゃんは少しお怒りである。

「おまえは大人しくて可愛いね。油揚げあげる。よしよし。」

「コーン。」

夜逃げ妻の娘とコンコンは、直ぐに仲良くなりました。めでたし、めでたし。

「エヘッ。」

最後は、おみっちゃんが笑って誤魔化して終わり。


つづく。

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