表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

今日も晴れ

作者: 七草せり

道端の石ころを蹴飛ばした。

ふいに見上げた空は蒼く、太陽の日差しが

眩しい。


道路の雪が、キラキラ光る。

ため息まじりに蹴飛ばした石。

コロコロころがる。


「私、何やってるんだか」 意固地の

自分を思い返した。

心閉ざしても仕方ない。


空は蒼い。

太陽も眩しい。


素直に生きる事に、ためらいを感じた

自分がばかげて見えた。


転がる石。

自分の心も蹴飛ばせば、素直になれるかな?

「今日もいい天気」


見上げた空に呟いた。

素直になるのにためらうなんて、本当に

バカみたい。


もう一度石を蹴飛ばした。

心が晴れる様に。


一歩。前へ進む。

また一歩……。

ゆっくりと歩き出した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 主人公が前向きになろうというのがはっきり伝わって元気な気分になりました。 [気になる点] 主人公のセリフを蹴飛ばした石や大空に関連付けた方が意味が出てくると思いました。 [一言] 主人公が…
2015/03/18 15:37 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ