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今日も晴れ

作者: 七草せり

道端の石ころを蹴飛ばした。

ふいに見上げた空は蒼く、太陽の日差しが

眩しい。


道路の雪が、キラキラ光る。

ため息まじりに蹴飛ばした石。

コロコロころがる。


「私、何やってるんだか」 意固地の

自分を思い返した。

心閉ざしても仕方ない。


空は蒼い。

太陽も眩しい。


素直に生きる事に、ためらいを感じた

自分がばかげて見えた。


転がる石。

自分の心も蹴飛ばせば、素直になれるかな?

「今日もいい天気」


見上げた空に呟いた。

素直になるのにためらうなんて、本当に

バカみたい。


もう一度石を蹴飛ばした。

心が晴れる様に。


一歩。前へ進む。

また一歩……。

ゆっくりと歩き出した。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 主人公が前向きになろうというのがはっきり伝わって元気な気分になりました。 [気になる点] 主人公のセリフを蹴飛ばした石や大空に関連付けた方が意味が出てくると思いました。 [一言] 主人公が…
2015/03/18 15:37 退会済み
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