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トレジャーハンター三人娘の内緒事~強化魔法?そんなの知らないんだけどっ  作者: あんそに
第二章 〜 三人娘の進む道 〜

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攻める鳥と、守る鳥

森を離れ私達三人は、一旦、町へと戻った。


「ラミーさんって…やっぱり不思議な人だったね。」

「だねー。呪いに詳しく無いって言ってたけど、どうしよっか?」


うーん。

振り出しに戻っちゃったかな…

ただ…占い師オリビアさんが見誤ったとも思えない。


「この町って、何でもあるね。」

「あぁ、品物で溢れている。」

「しかも、お値打ちな品が多いわ!」


南の町ヤンガサウスでは、あまり食料品等の補充が出来なかった。

次に来た、この町が商品で溢れている事は有り難い。


「きゃーーー!」

突然、悲鳴が聞こえた。


町の中心部…商店が立ち並ぶ方向だ。


「え?モンスター!?」


なんと…そこには町の中にモンスターが…

出現したのは、鳥型のモンスター。

町を囲む壁が意味をなさなかったのは明白。


「魔女だ!魔女ラミーの鳥だ!」

商店の人々が叫ぶ。


「違う!」

エタルナが叫ぶも喧騒にかき消された。


私も思う…

ラミーさんの所に居たモンスターとは違う。


右肩の球体が熱を帯びる。

「球体、ちょっと待って。」


ヒュッ!


「あれは…弓!?」

ユミエルは、前へと向けかけた杖を戻した。


町を襲う鳥型のモンスターに弓矢が命中する。


さらに…弓が引かれる。


「あれは…憲兵だな。」


モンスターは暴れ、凄まじい風が吹き荒れた。

その目は狂気に満ちている。


そうか…目だ。

ラミーさんの所に居たモンスターは優しい目をしていた。


さらに多くの憲兵が集まる。

何本もの弓矢が鳥型のモンスターを追い詰める。


モンスターは地上へと落下した。

憲兵達がお互いの健闘を讃え合う。


そんな中…


「もう、我慢出来ねぇ。」

大きな声を出した男が肩を震わせた。

「俺は行く!魔女ラミーを倒す!」


そう叫んだ男の前では…

怪我を負った一人の子供が治療を受けていた。


「違います!さっきのモンスターはラミーさんのとは…」

「よそ者は引っ込んでろ!」

最後まで言葉を発する前に遮られる。


「俺も行く!」

「俺もだ!」

町の男達が一斉に叫び出した。

憲兵達も弓を空へと掲げ、雄叫びを上げる。


男達は森へと向かった。


「私達も行こう…」

ユミエルは杖を握りしめ、

エタルナは盾を見つめた。


森へと向かう人々の列は、

一人、また一人と増え、大きな塊となった。


さっき通った時に感じた森の静けさは微塵もなく、

人々の叫び声に包まれる。


やがて…

魔法使いラミーさんの元へと到着。



ラミーさんは驚いた顔をしている。


「お前さんのモンスターが町を襲った!まだシラを切る気か!?」

ラミーさんは首を横に振る。


周りに居たモンスター達が一斉にラミーさんの前へと立ち、壁を作った。


「くそっ!よくも町を襲ったな!」

憲兵がモンスターへと切りかかる。


「ガンッ!」

前へと出たエタルナが憲兵の剣を盾で防いだ。


ユミエルが杖を構える。

私も…剣を構えた。


「ちょっと!話を聞きなさいよ!」

そう叫んだ時…背後から不気味な気配がした。


振り返ると、

何体もの鳥型のモンスターが空に浮かんでいた。


中央に飛ぶモンスターは…炎を身に纏っていた。

「アレは…フェニクス…」

~~~~~~~


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