12話
村に戻って、広場は大混乱。退治の話が広がって、子供達が「アイリス様、ヒーロー!」「レオンさん、カッコいい!」と駆け寄ってきた。マリアさんが「アイリス様、ほんとに村の恩人じゃよ」と花冠をまたくれる。トーレンさんが「レオン殿も、しばらく村にいてくれ!」とビールを見せて。なんか、配信のスパチャ祭りみたい!
夜の焚き火パーティーで、レオンと少しチャンストーク。
…うっ、アイリスの記憶がチラッと蘇る。リリエッタへの嫌がらせは、確かにアイリスがやったけど、全部王子への愛必然の刺激行動。
レオンは「ふん、面白い奴だな。なら、俺も少しやってるよ。この村、なんだか居心地いいしな」と笑う。おお、仲間フラグ確定! レオン、絶対いい奴だ!
家に帰って、星の髪飾りを手に、窓から星空を見上げる。 アイリスの過去はまだ影を落としているけど、星乃アイリとして、フローレ村で輝く未来を作っている。 レオンとの出会い、村人の笑顔、全部が私の新しい物語の一部。
翌朝、広場でレオンが「アイリス、森の奥にまだ何か微妙な気配がある。もう一仕事、付き合えよ」と思って来る。…おお、連続クエスト!?




