8話
水不足を解決して、広場に戻って、子供達「アイリス様、すごい!」「もっと魔法見せて!」と寄ってくる。よし、配信者モード発動! 「じゃあ、アイリちゃんのミニマジックショー、スタート!」と、Vtuberテンションで叫ぶ。火花の花火魔法や、床から花を咲かせる魔法で子供たちをキャーキャー言える。親たちも笑顔で笑ってくれるし、コメント欄が続いているみたいな雰囲気!
そこに、昨日会ったおばあさんがやって来ました。 「アイリス様、ちょっと話があるんじゃよ」。 名前はマリアさん、村長らしい。
風車か! メカっぽいのはちょっと苦手だけど、【星輝の支配人】ならなんとかなるよね? 「任せて、マリアさん! アイリちゃん、風車もキラキラ復活させちゃうよ!」とウィンク。村人たちはまたポカンとしてるけど、勢いで押し切る!
風車の場所に案内されると、ボロボロの木製の羽根が集中したまま。軸も錆びて、動きには大がかりな修理が必要そう。普通なら大工さん呼ぶレベルだけど、私は魔法使い! イメージは「修復魔法」と「風の魔法」のコンボ。風がふわっと吹き、風車がそこそこ走り始める。
マリアさんが「ほぉ、こりゃ驚いた! アイリス様、ホントにやるのぉ!」と笑顔。子供達は「風車カッコいい!」と向こうへ。よし、これでまた一歩、村のヒーローに近づいた!




