表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【【コミカライズ】【書籍化】【ゲーム化】したいな】左遷された悪役令嬢、前世がvtuberだったので田舎でスローライフします〜婚約破棄×パーティ追放×左遷ですが、めげずにざまぁします〜  作者: ムポゥ神父
【【コミカライズ】【書籍化】【ゲーム化】したいな】左遷された悪役令嬢、前世がvtuberだったので田舎でスローライフします

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

24/131

6話

家に戻って、【星輝の支配人】をしっかり使おう。実用的なことからだ。


家の状態をチェック。屋根は雨漏り、壁はスースー、暖炉はススで真っ黒。 貴族の屋敷とは大違いだ。よし魔法、リフォームだ!ちょっと暖炉。イメージは「掃除魔法」。手をかけて、キラキラ光る風がススを吸い取って、暖炉がピカピカに!次に、屋根。木の板を浮かせて修復する魔法を試みる。 「フロート&フィックス!」と暫定と、木材がふわっと浮いて、屋根の穴にピタッとハマる。




昼過ぎ、広場に戻って、子供達「アイリス様、もっと魔法見せて!」と寄って来る。悪評が少し薄れたみたい! よし、配信者魂で盛り上げるぞ! 「今度、アイリちゃんのマジックショー、スタート!」と、Vtuberテンションで叫ぶ。 火花を巡る小さな花火魔法や、床から花を咲かせる魔法で子供たちをキャーキャー言ってくれる。親たちも笑顔で見守って、なんか…配信のコメント欄みたいな温かさを感じる。


そこに、おばあさんがやって来ます。


「任せて、おばあちゃん!」と、キラッとウィンク。 「アイリちゃん、魔獣退治の生配信…じゃなくて、生解決しちゃうよ!」 村人たちがポカンとしてるけど、勢いで押し切る!


森の奥に案内されると、そこにはっかいクマみたいな魔獣。 昨日の狼より3倍デカい! でも、【星輝の支配者】なら怖くない。RPGのボス戦みたいに、派手な魔法でいくよ! 「スターライト・バースト!」と叫び、星型の光弾を連射。村の猟師たちは「すげえ…!」と目を丸くする。やった、視聴率…じゃなくて、好感度爆上がり!


夜、村人たちがまた広場で焚き火を囲んでご飯会。昨日より人が多い! スープとパンを食べながら、村人たちと話す。


寝る前、星の髪飾りを手に、窓から星空を上げる。 この世界、悪役のための過去は重いけど、私、乃アイリとして、絶対に輝ける。 スローライフも冒険も、みんな全力で楽しんで、村と最高の物語を作るよ!


「次は、もっとデカい魔獣倒して、アイリちゃんの名前をこの世界に轟かせちゃうから! 見てね、みんな!」


とりあえず、フローレ村でのキラキラした新しい生活が、さらに加速したのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ