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雨2

図書館で聞きたいことは山ほどある。だが、死を拒絶する本能が叫んでいる。逃げろ、と。


「天賦行使『金科玉条』: 白川悠人に対し攻撃、あるいは拘束をしてはならない」


偶然か必然か俺の名前はまた「ユウト」だった。しかし、天賦は『ユウト』では反応しない。これは"わたし"が"わたし"であるために重要なのは身体ではなく魂である——つまり"わたし"がどこにいるか問題の一つの有力な解となり得る。と同時に、自分には前々世がないことを示している。それを『あと4回ある』と捉えるべきか『存在位階で劣っている』と捉えるべきかは難しいところだが。


弾指、俺の腕が弾け飛んだ。天賦発動状態の俺にダメージを与えることはできないはず——必然的に、やったのは得体の知れないあのキノコだ。


「影をどんなに縛っても身体の動きを止められないように、四次元空間への写像たる僕には何も効かない」

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