川の向こう側には、届かない。
プロローグ
ねぇ、あなた死んだことある?
僕は、川の向こう側にいる女の子にそう言われたのだ。ねぇ、あなた死んだことある?
何回も何回も僕に訪ねてくる。
心の中で、わかったよ!と言い僕は大声で死んだこと無いよ!!
そう言うと女の子は、「なら助けて!!」死んでいないとわかった瞬間。泣いているように僕に求めていることがわかっている。
僕は、何をしたらいいか分からなかった。
助けて、、、
僕は、今でもあの子の言葉と白色髪をしたきれいな女の子のことを覚えている。
5年後
僕の名前はかいと。記憶喪失だ!
5年前に川の真ん中でボートに乗ったまま記憶をなくなっていたらしい。
僕に残されていた物は、言葉や知識 名前などが、分かっていた。
ただ、白髪の女の子に何かをしようと思ってこうなったことだけが分かっている。
あのときの言葉が、何を意味しているかなんてわからない。だけど今の生活の方が楽しいのは分かる!
ぼくは、ヘッドから立ち上がり廊下のドアを開け階段を降りてリビングにいった。
「おはよう!」このテンションは、おばさんだ。
おばさんの名前は鈴木ひみこ。独身である。
かいと。
今日学校だから急ぎなさいよ!
はぁ、学校か~
ちなみに自分で言うのも何だが、学年トップだ。
学校は嫌い。て言うことは記憶がなくなっていた頃の俺が勉強が好きだったんだろう。
よし、、
準備はできた!
行くか!
かいとは、廊下えと行き玄関で靴を履きドアノブを握った。
よし!
いってきます!!
さて、
始まる。
俺が、彼女を助ける長い道が。