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僕だけの幻想郷  作者: 鬼怒
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第一章、何もかもが違う幻想郷 ②

さぁ、今回で幻想郷の状況や

目的などが分かります。

ではお楽しみ下さい。

【第二話、僕っ子鬼怒君、一週間後、お墓入り】







もしバイトの時間に寝坊したとき、

もし大切な約束に遅れそうなとき、

誰しもが焦ると思うし、罪悪感があると思う。

確かに真面目な話をしている時にふざけられたら誰でも怒るだろう。

それに対しての罪悪感はある。 



でも怒ったら人を異世界に文字通り突き落とす幼女なんて僕は認めない。

だから目の前で怒り狂ってる幼女に頭は下げないぞ。 絶対に。



「さて、まずは謝ってもらいましょうか」



「……」



「人が真面目な話をしていたのに、まったくあきれちゃうわ」



「……」

幼女にあきれられた。

何故同じ女性なのに母親よりも心に刺さるのだろうか。

世の中のお兄さんはみんな、妹が反抗期になったら鬱病になりそうで心配だ。



さて僕っ子の鬼怒はここがどこだかわからない。

今いるのはリビングだと思うが窓の外に木が見えるということはここは森の中なのだろう。

答えてくれるか分からないが幼女に……もう紫でいいか。



「まったく……あの場面で普通あんなこと言」



「まぁまぁ、それは悪かったって。 それに紫だって僕に許可をとって連れてきたわけではないじゃないか。お互い様だよ。」



「…そこなんだけど鬼怒は協力してくれるの?

も、もし…嫌なら」



「ううん、協力するよ。」

まぁ、僕にメリットが無いかもしれないし、ぶっちゃけ死ぬかもしれないけどでもやっぱり自分より…歳は上だろうけど、小さい女の子が苦しんでてそれを見て見ぬふりするのはできないよな。



「本当に! やったー! ありがとう鬼怒!」



あぁ、世の中のお兄さんが今日も元気な理由が分かった。

昔に見せてくれた笑顔があるからなんだな。 あかん、涙出そう。



「あー紫? そろそろこの場所のことと今の幻想郷の状況を教えて欲しいな~。 なんて。」



「そうね、ごめんなさいうっかりしてたわ。

ならまずは今の幻想郷の状況から説明するわ。


ここに来る前にも話したけど今の幻想郷はとても不安定で弱い世界なの。

それの原因は幻想郷がまだ若いというのもあるんだけど、幻想郷に存在する四つの勢力が主な原因なの。

この四つの勢力の力がぶつかり合っててその衝撃が幻想郷を壊しかねないのが今の状況よ」



「その四つの勢力というのはなんなんだ?」


「そうね、私も全てを把握しているわけじゃないから説明が難しいんだけど

一つは鬼の四天王が支配する【妖怪の山】

一つは覚り妖怪とそのペット達が暮らす旧地獄の【地霊殿】

一つは亡霊の姫が住む【白玉楼】

最後は永遠を手にした吸血鬼が住む【紅魔館】ね」



なるほど。 神にも愛されたっていう幻想郷だけど案外色んな奴からモテモテらしい。

まぁ、少しヤンデレよりだったみたいだけど。



「じゃあ次はこの家の説明と鬼怒にやってほしことを言うわ。

といっても家に関しては私が用意したものだから自由に使ってもらって構わないわ」



19歳で家をもてるのは犬小屋か秘密基地くらいだと思ってたが

こっちで頑張る希望が見えたかもしれない。少なくとも今までの生活よりはましになるだろう。



「それで鬼怒にやってほしいことなんだけど、今の幻想郷で一番の勢力は【妖怪の山】なの。

だから鬼怒には一週間後【妖怪の山】に行って鬼の四天王を倒してきて欲しいの


……どうやら僕は一週間後、お墓に入るらしい。

【妖怪の山】という名のお墓に。










紫からの説明で何となく幻想郷の状況を

理解した鬼怒君。

でも最後のは明らかに死刑宣告。


*補足ですが鬼怒君が元いた世界と幻想郷のある世界は

別世界となっていますが人間の歴史は一緒です。

なので違いは八雲紫が幻想郷を作ったか、作らなかったか

だけなのでご理解ください。

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