看護的、あるいは方法論的行為論について。
方法論的行為論。それは、方法論的に思索する行為論の総称である。方法論的行為論とは、行為論を方法論的(=行為をする際、意志不在の精神性がそこには描かれる)に実施していくという確実性の高いbetter選択肢を探る旅である。ここで言われる方法論的~とは、行為者の精神性を示す。この行為論は、大小問わず課題taskを設定していくという特徴がある。課題設定思考とも換言可能な内容である。ここで言われる課題taskとは一つの概念を意味する。方法論的行為論の中では、過程に存在する全ての要素(=行為-要素)は課題化する。又、その課題は解決せず、変質を続ける。本理論で行われる思考を問題解決思考としない理由は、課題は基本的に解決しないという独自理解にある。課題は解決してはいけない。前-課題から後-課題へと、課題は生命体の如き、生成変化を重ねる。生成変化を背景に、方法論的行為論で出力される行為は更新を重ねる。そうして、行為、行為者共に、変化を続ける未来が理想形である。
課題は何を指すのか、具体化をしていく。教科書という単語は一つの名詞に過ぎない。しかし、本理論においては、教科書とは、教科書を読む、教科書に対し「何かしら」のアプローチをしていくという行為-要素へと変質する。この変質の事を方法論的解釈と言う。この行為-要素を自ら思考し、採用し、行為の手順として連結=融合を重ねる。この流れが、方法論的行為論の実態である。
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