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ᓚᘏᗢ 鼻風邪とおしゃぶり ᗢᘏᓗ

作者: 山目 広介

 2022年11月下旬。うちの猫が風邪を引いた。

 初めは一匹が。ついでもう一匹。最後の一匹は引かなかった。

 つまり二匹の猫が風邪を引いてしまったのだ。


 最初に引いた猫は酷くもならず、多少長引いたけども、今は良くなっている。

 だが次に風邪を引いた猫は良くなかった。悪かった。年が明けて半月も経つのに治っていない。

 一番体重があったのにもかかわらず、今では一番体重が軽くなってしまっている。

 鼻が詰まってしまっていて、飯が咽喉を通らないようだ。


 その猫の風邪は鼻風邪だ。

 ずびーと鼻を鳴らし、その存在を示す。

 12月の上旬ごろは私の部屋へやって来て布団の中へ入り込む。

 途中家族が抱いて寝る様にはなった。

 その際、指をその猫の口へ突っ込むようにしたらしい。

 それは私が言った話が原因だった。




 以前飼っていた猫も風邪を引いたことがあった。

 その中で一匹、その後にある状況下である行動をするようになる。他には見られない行動だ。

 その状況は鼻を抓むこと。なんでそんなことをしたのかは覚えていない。たぶんスキンシップだろう。

 すると普通、猫は二つの行動に分かれる。


 一つは、自分の顔を後退させたりして移動する、もしくは頭を左右に振るう、等だ。


 他方、自分の鼻にある手を邪魔だとばかりに前足で退かす行為。



 自分が退くか、相手を退かすか、この二つ。どちらかをするのが一般的なのだが、その猫は違った。

 無精だったのだろう。面倒臭がりで、怠惰。その結果がポッチャリ気味だったのだ。

 なので、鼻を抓まれたときにその対策として一番労力が少ない方法を取った。


 口を開ける。


 そうすれば呼吸が出来るし、他二つに比べてほとんど動かなくて済む。賢い。



 この話を思い出して、鼻が詰まったら口で呼吸すればいいのに、と家族に言ったのだ。

 それを聞いた家族が猫の口に指を突っ込み抱っこし寝るようになった。猫も良く眠れるみたいだった。

 しばらくは私の布団へ潜り込もうとしていたが、長らく一緒に寝ていたからだろう、家族が布団を敷くとそこへその猫は自ら行き、待機するようになったみたいです。


 一度病院へ行ったのだが、4日ほど鼻詰まりが治っていた。しかしまたプピーとか音を出すように。

 再度行ってもよくならないため、夜中になると未だに家族と寝る時に猫がおしゃぶりをしている姿を見かける。




 飯もドライフードを食べないため、ちゅるちゅるとするヤツを家族が抱っこして与えている。

 飯食べないと死んじゃうから。あれだけ蓄えていた脂肪が見る影もない。




 あとご飯を食べないからか、うん〇があまり出ないらしくて、お尻についたりもしているようだ。私も最初二度ほど見かけた。布団の上に落ちているのと、尻尾にくっ付いているのを。




 今夜も家族の布団の影に、おしゃぶりをした猫が寝ている。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 思い切ったアイデアとそれを実行する点 [気になる点] これはエッセイではない……という事? [一言] 心配!!!!
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