50 次はオーク村だ
彼女は、限界を突破し、大剣姫になった。
今まで女性の大剣豪がいなかった。つまり女性版という事かな。
名前:マリオン
種族:人類
ジョブ:大剣姫
LV 38
HP 1900/1900
MP 1000/1000
筋力:1200
耐久:1000
俊敏:1800
魔攻:900
魔耐:900
知力:1500
幸運:5
スキル:経験値4倍UP,HP自動回復(最強),MP自動回復(最強)
生活魔法クリーン、聞き耳、危機感知Ⅷ、気配察知Ⅷ、気配遮断Ⅷ、忍び足
俊動MAX、魔力纏い、収納、風魔法Ⅰ
技能:舞姫(桜姫)、見切り(達人)、一・二刀流(破眼)、ソウル絶対限界、円冠慣性、㊙女体受流し術
※技能はMPのいらないスキルのことで、魂の力と肉体の力の融合
最高位クラス、大勇者と同じ。平均ステータスは、3000が限界である。
限界を突破するには、通常何らかの衝撃的トリガーが必要だ。
このケースでは、キング種討伐がきっかけだろう。
突破を果たすと前職の能力を引き継ぎ、レベルはその水準からスタートする。
収納のスキルをマリオンにあげた。大変喜んでくれた。
秘密のものを仕舞うんだと。
あと風魔法のスクロールもあげた。俺要らないし。
技能 ”舞姫”は、ちょっと趣味に入ってきたな。一度ひどい目に合っているからマリオンには忠告をしておこう。(野ツボ事件)
㊙女体受流し術は、女性でしかも相当柔軟な人でないと無理だ。
不思議なのは、全身がグニョンと曲がるのだが、関節が無い部分も曲がっていた。
この辺がマル秘なのだろう。
一刀流と二刀流が一緒になったが意味不明だ。
しかし、経験値4倍になっていた。イージーモード過ぎるでしょ。
いくら短期勇者育成モードだとしてもだよ。
レベル数値で経験値溜まるから、38から増えるんだよ。
俺なんて10から上がんないんだよ。
・
良い子の皆は、オークキングとの戦いで、縛られた男を見殺しにしたと非難する声もあるだろう。
良く考えてみたまえ、既に首が折れて絶命していたんですよ。
え、かわいい女の子だったらどうするのかって?
そんなの助けるに決まっているだろう。ワンチャンあるかも知れないんだぞ。
速攻、受け止めキングの一撃を躱して離脱し、エクストラハイヒールで蘇生に決まってんだろ。
余分な布は取り払い、心臓マッサージだ。不慣れな俺は心臓がどこだか分からず、綺麗な小豆ちゃんを触りほう“コホン”間違って触れてしまう事もあるかも知れない。
次は人工呼吸だ、不慣れな俺は中々息が入れられないで時間が掛かるかも知れない。
これを同時にしないといけない。
そんな不慣れな俺でも、絶対に死なせない自信がある。
(タケオはクズです、治療にはエクストラヒールがあるので、心臓マッサージ、人工呼吸は必要ありません)
男は何でダメだって?だってライバルだろ。多いと出会いが減っちゃうだろ。少ない方がいいに決まってるだろ。
(タケオはクズです、人類の敵です)
一旦街に戻り、1週間程休憩を取ることにした。
―――チュン、チュン、ジュン、ジュン、ジュン!―――
この頃小鳥がうるさい。
二人は、一糸纏わぬ若い男女、シーツはどっかに飛んで行った。
くっ付いて寝ていた。
「おはよう。チュ」
「おはよう。チュ、チュ」
リア充っていいなあ。
今回の討伐で、結構お金持ちになった。
ゴブリンも5000匹以上は蓄えたのでクイーンの所に差し入れに行こうかな。
・
さて、ゴブリン討伐というか間引きは終わった。
3割程度しかいない。キングも討伐したので急激には増えないだろう。
しかし、このままでは、オークが溢れ人を狙ってくる。
「次は、オークだ。マリオンは疲れたならここにいてもいいぞ」
マリオンは何も言わず首を横に振り、ぎゅっと抱き着いてきた。
かわいい奴め。また頑張っちゃうぞ。
いやいや、いかん、いかん。
・
・
今、俺たちは、オーク村にいる。
また、宿屋に1月分金貨3枚を払い、来ている。
70ある内の40を討伐する予定だ。
ただ、条件がある。それは、首ちょんぱ以外は駄目だ。はっきり言って大事な食糧なのだ。
1村当たり100匹以上いる。
3人で一気に片づけた。なるべくマリオンに倒させている。
マリオンの殲滅スピードがけた違いになった。
舞は逆にゆっくりに見える。
一撃で首が3個くらい飛んでいる。
血しぶきが飛ぶ。扇が開くように飛び散っていく。
40村にオークキングは、いなかった。
マリオンは、レベル50になった。
オークの肉は、6000体を超えた。
これでは、すぐ増えそうだ。
2日掛けて残りの村を回るとひと際大きい村があった。1000匹以上いそうだ。
ここにキングがいる。
何時ものように3人で殲滅していった。
変わった所は、ジャイアントスパイダーの網を上から投げてきた程度だった。
今の俺たちには、紙同然だった。
お楽しみ宝物庫だが、無かった。
“なぜだー”、この為に来たのに。
俺は、四つん這いになって、地面に叫んだ。
きっとウンコしたとこにあるんだろうな。
苗床にされた女性は居なかった。
オークも人型の他種族を苗床にすることはあるが、食欲優先なので、余程のひっ迫状態でないとしない。
特に人間族の雌は、柔らかく美味なのだそうだ。当然犯してから食べる。
オークの雌は、多産で5~12頭産む。男女比は、4:6なので繁殖には困らないどころか性欲が旺盛で他種族の人型雄まで襲う。
搾り取るだけ絞って、赤玉が出ると食べられる。
ただ、戦闘能力は一般オークと変わらないが、偶に興奮するとハイオーク以上強くなる事があると言われている。
オークの雄は雌に夜這いされる。子供は成人した時に母親に襲われて大人になる。
オークの雄が人型の雌を犯そうとするのは、男性優位に立てるからと言う精神的な理由だと言われている。
・
気分も落ち込んだので皆でボス部屋へ
槍や剣を持ったハイオークが20体並び、フルプレートのジェネラルが2体とキングがいた。
今回は、俺とウンクロでハイオークを瞬殺した。
ジェネラルはマリオンが瞬殺した。
キングとの闘いをマリオンに任せた。
7~8mはある巨体でバトルアックスを持っている。
㊙女体受流し術は、もう完成されつつあるようで、殆ど位置を変えないで避けている。
俺より凄いかも。
どんなにすごい攻撃力を持っていても当たらなければただの鉄屑だ。
業を煮やし、左手で掴み取ろうとしたところで、右手が疎かになった。
すかさず、マリオンは右手の手首を半分切りつける。
ワザとだと思う。今のマリオンなら切り落とすことも出来たはずだ。
恐らく再生により隙が出来るのを待つのとHPの温存つまり大技への布石だ。
右手首を左手で一瞬抑えた瞬間、俊動と風魔法で首筋に一瞬で飛んで行く。
その時今までの円冠慣性であれば、エビぞりで回転しながら切るのだが、逆に体育座りの様に小さく数回転クルクル超高速で横向きにHPオーラが線を引きながら首筋に接近した。
首筋に近くなると円を大きくして一瞬で首を刎ねた。
キングの首がコロンと落ちた。
エビぞりで回転して切るより相当の切れ味になっている。
帰ってから1週間マリオンがウンクロと森へ行って修業をしていたのがこの技らしい。
風魔法もクラスⅡになり風で自由に方向修正できるようにしていた。
緊急離脱用のマントの風ブーストも1機増やした。
(俺は3機増やして首に付いている。結構使い勝手がいい)
俊動とマントの緊急離脱用ブースト2機で、回転と移動を行い、風魔法で体制を整え、円環慣性の能力を最大限に引き出したのだろう。
円冠慣性でエビぞりで回転の場合、最初の動作とターゲットに向かうまで数秒かかってしまう。距離があれば大きな円なので加速が増し切れ味も増すが、余程の隙が無い限り予測されてしまう。
そこで改良したのが、瞬間的に相手に近づき遠心力を利用して最大能力で切る技だ。
円環惰性ブースト切りとでも言うのだろうかターゲットが一か所だとこちらがいい。
相手が複数だったりターゲットがはっきりしない場合は、円冠慣性でエビぞり型の方がいいような気がする。
円環慣性は、奥が深いようだ。
マリオンは、一対一から大量殺戮の必殺技を身に着けた。
磨くとどこまで行くのか見当もつかない。
マリオンは、レベル52になった。
名前:マリオン
種族:人類
ジョブ:大剣姫
LV 52
HP 5000/5000
MP 1000/1000
筋力:1400
耐久:1200
俊敏:2000
魔攻:1000
魔耐:1000
知力:1700
幸運:5
スキル:経験値4倍UP,HP自動回復(最強),MP自動回復(最強)
生活魔法クリーン、聞き耳、危機感知Ⅷ、気配察知Ⅷ、気配遮断Ⅷ、忍び足
俊動MAX、魔力纏い、収納、風魔法Ⅱ
技能:舞姫(桜姫)、見切り(予知)、一・二刀流(破眼)、ソウル絶対限界、円冠慣性、㊙女体受流し術
※技能はMPのいらないスキルのことで、魂の力と肉体の力の融合
最高位クラス、大勇者と同じ。平均ステータスは、3000が限界である。
最早、現在の人類最強の一角(タケオを除く)




