34 幸運値スクロールダンジョン(ラスボス)
このダンジョンのラスボスは、ほぼ間違いなくドラゴンだろうと予測している。
誰も来ていないし、100層まである事とすると最強種ドラゴンとなるはず。
これは、アカシックレコードの記録に載っている。
翼竜種の可能性は低い、土竜のパワータイプが多い。
ダンジョンだと天井があるから地面が得意な方が機動力生かせるしね。
しかし、未知のダンジョンは、どのタイプか分からない。
両方の対策が必要だ。
「まあ、どちらにしてもB級冒険者だったら余裕だけどね。C級でも勝てるらしいから。」
(タケオの知識は、お掃除仕事で情報収集した飲み屋のほら話だ。
C級冒険者がダンジョンで通りすがったドラゴンに不意を突かれたが、何とか魔剣でスパッと首を落とす話を聞いていたのだ。周りのB級冒険者は、俺だったら瞬殺だわと言うべろんべろんの酔っぱらいの話である。
実際には、S級冒険者パーティーがA級、B級を臨時で雇い200人規模で用意周到に作戦を立て挑むレベルだ。それでも勝率は50%を切る
ダンジョンでなく野外では、騎士団2000人規模で綿密に作戦を立て命がけで挑むレベルなのだ。)
・
成獣になったドラゴンの能力について調べると。
筋力は、人間に換算すると筋力5万以上、完全物理耐性、完全魔耐性、俊敏性300
土竜はアースブレス、岩石を無数に吐き出す。攻撃力6万、爪、牙、尻尾攻撃3万
MP3万以上だ。
体長は、10m~30m、体重不明
エンシェント種になると換算不可能になるほど強い。
こう分析すると、絶対勝てそうもない。本当、魔剣は凄い性能なんだな。
だいたい、完全物理耐性、完全魔耐性って何なんだよ。反則だろ。
勝っているのは、MPの量だな。
「撤退!」
タケオは、冷静である。勝てる見込みのない戦いはしない。
チキンと言ってはいけない。
普通、ここまで来たら行くでしょ。と思うだろうが本当はチキンなのだ。
皆さんはこの作品を俺TSUEE作品とお思いかも知れない。
だが、彼の真の目的は、冒険者になって女の子にモテることである。
彼は、耳年増である。彼の冒険者知識は、酒場にある。
ムチムチお姉さまを膝に乗せ、お尻をさわさわする冒険者、毎晩お持ち帰りは当たり前の朝チュン路線がタケオの目標なのだ。
その為には、A級冒険者になることだ。
酒場のオジサン達の話では、A級冒険者は、取っ替え引っ替えパオーンパオーンの毎日なのだそうだ。
今まで頑張ってきたのは、その為である。
しかし、ドラゴンを余裕で倒さないとB級にはなれないし、その上のA級になるのは、至難と思っているタケオであった。
「はー、まだまだだな。D級程度にはなれそうだ」
彼の認識の違いは、サイが正しそうだが、2000年世俗と関わっていなかったし、基準が神界のサイにとって余りにも些事で、どうでも良かった。
彼は、何度か死線を切り抜けてきたが、あくまでも仕方なくであって、自分から望んで勝算もなく突っ込んだりはしない。
なので撤退は、彼にとって常識的な判断なのだ。
ちょっと宝箱は心残りだ。
今のステータスは
名前:タケオ
種族:人類
ジョブ:人
LV5
HP 102,000/102,000
MP 102,000/102,000
筋力:2000
耐久:2000
俊敏:2000
魔攻:2000
魔耐:2000
知力:2500
幸運:353
スキル:ステータス表示【同化】、
生活魔法クリーン、マルチタスク、並行思考、マルチスレッド、超高速分析
、超高速処理、聞き耳、詳細マップ機能(極)、危機感知Ⅶ、気配察知Ⅶ、
気配遮断Ⅶ、高速すり足、忍び足、希薄幻影
M-MP吸収B、M-HP吸収B、亜空間ストレージ
魔力循環(高)、魔力纏い(高)、無詠魔法Ⅰ(火・水・土・風・聖・闇)(バレット・ボール・カッター、ウォール) 、
無詠複合風魔法(火・水・土・闇・聖)
魔刃回天(絶)、流し素麺(乱舞)、ハイキュア
技能:すり身(達人)、掃除(大好きだけどちょっと嫌い)、見切り(達人)
、夕凪(霞)、陽炎(揺らぎ)、空即是空(常態)、体感応、朧霞(世界)
加護:
称号:(救世主:厄災を祓うもの)
レベルは大勇者クラスとなったが、当人は忘れている。
と言うよりA級冒険者が彼の目標なのだ。
冒険者は、魔剣や伝説級の武器を駆使したり、ユニークな能力や天才的な戦術が有れば、ドラゴンを簡単に倒してしまうとタケオは思っている。
自分は、一瞬の隙で格下の魔物に殺される。
サイの説明でもステータスは目安でしかないと説明があった。タケオはそう思っている。
(ちょっと過少評価過ぎる気がするのだが)
そして、12才になった。




