2 白の間と神様の事情
・・・深層に沈んでいく・・・・・・・
・・
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「んんん・・・」
目が覚めた。そこは、四方がただただ真っ白な部屋だった。
目の前に光り輝く人のような人らしきものが立っていた。右足だけ輝いていない?無いのか?
「おい、起きたか?」
「はい、ここはどこでしょうか?」
「ここは、通称白の間と呼ばれ、特別な輪廻転生・転移を行う間である。」
「お前は、魂の器が薄く、消滅する寸前である。
通常の輪廻転生では消滅してしまう。
そこでだ、100年に一度のキャンペーンにお前が当選しましたあああ・・・・」
「ぱちぱち・・・」
「あのー 何か消滅から当選て無理やりっぽくないですか。 あ、俺 タクヤと言います。」
「フン、 我は、転生神。転移や転生を司る神である。
お前は、100年に一度の厄災の素となり、10年後大厄災を起こす。それを信託と
勇者転移による討伐で厄災を抑えれば、皆が神を崇め、神力ガッポガッポ、ウオッホン。。
お前は、死ぬが魂の器は大きく強くなる。WINWINの関係ッてやつだな。
帰ってきたときちょっとボコボコで真っ黒焦げになってはいるが、絆創膏貼っとくから大丈夫だ。」
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なぜ、彼がここに呼ばれたのか、これは、地球の神からのSOSから始まった。
この世界とは別の最上級神が管理する地球では、魂消滅事例が後を絶たず、人口が増えても輪廻転生する魂は減り続けた。要は現生する魂は増えたが、輪廻で待機する魂を含めた総量は、減り続けているという事だ。
最上級神達には、寄り合いがあり、管理上の諸問題を談義し助け合う。
この世界と地球の時間の進みは大きく違う。地球の1年がここでは、千年になる。
この時間差を利用して実験を行おうと言うのが、今回の発端である。
悠久を生きる神々は、魂の器が段々薄くなることから、魂に強烈な試練を課せば、魂は強くなり輪廻すると考えた。
それを実証するため、既に1000年実験を行っているのが、厄災の忌子プロジェクトなのだ。
このプロジェクトのサブリーダーは、転生神である。
神力集めのためのマッチポンプの部品に使われている感じは否めない。
される側からすれば、ひどい目にあって死ねと言わているだけである。
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「いやです
俺はもう生きることに興味はありませんし、面倒くさいし、10~11才で死ぬんでしょ。絆創膏貼ってある魂って酷くないですか」
「はああ、お前は相当捻くれた奴だな。神と話すなどそれも上級神と会話するなど人間の身では奇跡と呼ぶのだぞ。それを言うに事欠いて、反論するとは、もはや言語道断 口答えは許さん! これは神の強制事項だぞ!
どうしようもないお前には罰を与えてやる。
まず、名前を変更出るようにしてやる。
万が一10才以降生き延びられたら厄災の子とわからないように名を変えドブネズミのように少しでも生き延びろ。
後、お前は、ステータスを他人も自分も誰でも見れるようにしてやる。
お前のジョブは廃人だ。レベルもステータスも最低しか上がらない。前世の記憶も残してやる。
過去や他の人間と自分を比べて何もできないことを悲しみ、恐怖しながら生きるがよい。泣きつくなよ。
二度と我らは、お前になど干渉しない神の誓約だ。無視だ。ガン無視してやる。管理神よ即転生させい」
「・・はい 準備が整い次第早急に対処いたします。それでは仰せのままに」
こうして、タケオは強制転生されることとなった。
神々の事情
序列がある。ただし人には、あまり教えられていない。
創造神 数千万の世界を創造・破壊する唯一無二の存在
最上級神 創造神をサポートし、万物に意志を授け導く神、
数百の世界を統治管理
上級神 転生神など最上級神のサポートをするために作られた形ある神
中級神 いわゆる神様 1世界の管理者 一般的な神様
(いつも胃薬を持ち歩く、頭の薄い中間管理職)
下級神 武神、美の女神、鍛冶、緑の神、水神、魂管理神など多種多様
見習い神 一般的に事務管理を行う。使いぱしりもする。
その他にも邪神、雑神などがおり、自然発生する場合や、最上級神が
思いつきで作って中級神を困らせる神たちが存在する。
転生神は焦っていた。今回のプロジェクトで頻繁に行き来する地球のビーナスと乳繰り合っていたのが最上級神にばれてしまっていたのだ。
「お前、ここ百年よその世界の下級神を無理やり手籠めにしようとしているらしいじゃねーか、ああー、言い訳は聞かねーぞ こら、証言者が100人以上いるぞ」
「無理やりとか手籠めとかお下品なことではなくてですね、し、し、真剣な交際を申し込んでいる最中でして」
「神のくせに何色気づいてんだよ!相手が嫌がってんのが判んねーのか?俺のビーナちゃんに二度と近づくなよアホ!お前100年以内に成果なかったらゾウリムシからやり直しな!ちょっとかいわいそうだからミジンコにしとくか!? わかったらさっさと仕事しろ!」
「は、はいー」
どうも最上級神はビーナちゃん(ビーナス)?にご執心だったようだ。危なかった、首の皮一枚で繋がったと思う転生神だった。
絶対に今回の転生で成果を出さねばと思うのであった。




