17 スキル再構築プログラム
大賢者 アクアノスの部屋から持ち帰ったスクロールは20本ぐらいだ。
・収納・ファイアボール・ウオーターボール・アースバレット・エアーカッター
・魔盾・気配遮断・気配察知・鑑定・ライト・ダークボール、運搬、並行思考、
・マルチスレッド、高速分析、マルチタスク、高速処理、MP回復促進、HP回復促進、
スキル再構築プログラムは、サイの最大の能力である。
ナビゲーションの枠を超えたサイだけが持つ能力だ。
マスターの潜在能力と魂とのシンクロ度にも影響するので、能力の高さは、測れない。
簡単に説明すると、スクロールなどの魂へのプログラムがロードされる時、統合、追加しながら改変することが出来る。
一度ロードするとメモリーにストックし、何度でも使いまわしができる。
現在100個までストック可能だ。
*それでは、スクロール分解・再構築プログラムを発動します。
先ず、MP回復促進のスクロールを胸に当てゆっくりオープンしてください*
開くと同時に胸に熱い物が流れ込んでくる。
*ゲート ハッキング 流入先をメモリーへ
デバックモード起動 インタプリテーション ステップ実行モードに移行
・魔素吸収プログラム改ざん
吸収能力1MP/10分 を任意設定へ
吸収範囲5mから吸収能力量に合わせ自動拡縮+任意吸収場所設定へ変更
・魔素MPタンクへの送出プログラム改ざん
接続先MPタンクへの送出パイプ強度変更、吸収能力に比例強化、
使用MP比例消費
接続先 自MPタンクを任意、固定設定へ変更
・!死蔵ファンクション発見!→魔素ブースト機能
解析・・・・・・利用可能・・・・・
機能 吸収能力での魔素吸い込み時、刈込魔道ファンを吸収中のMPを消費
しながら高速回転させるスーパーチャージャーと判明。
魔素ブースト機能アクティブ化起動、ブーストレベル任意設定に指示
・実行モード改ざん
パッシブモードをパッシブ・アクティブ・API待機ダイナミックリンク
(別の実行スキルから起動可能)
・実行域改ざん
シングル実行タスクからマルチタスク・仮想領域実行プログラムへモジュール変換、
代行執行可能権限付与
コンパイル実行・・・・>スキルモジュール作成
プログラム改ざん完了。
命名:M-MP吸収B(マルチMP吸収ブースト機能付き)
メモリーに元プログラムMP回復促進もインタプリテーション可能状態でストック。
全行程終了しました。
とりあえず、1タスクパッシブ起動します。マスターMPへ
パラメータ:1MP/0.001秒 吸収範囲自動 ブースト無し
マスターにMP枯渇は無くなりました。気絶前に補填されます。
**
これ、チート来ちゃってるよね。無限の魔力だってことだよね。
もう無敵だよね。無限の魔力で厄災をヒャッホーしちゃえば、物語終了だよね。
・
・
*マスター 何か勘違しているようですが、イージーモードはありません。
この作品は、ちょっと期待を待たせてあっという間に真っ逆さまに落とす。
上げては落としの好感度ダダ下がり、読者をざまぁする感違い男・鬼畜・クズ・お下劣
・下ネタ大好きな作者の物語です。終わるわけないでしょう。*
警告:サイさんネタバレだめよ。俺心弱いんで好感度ほしい・・・
*コホン、訂正します。MP1、魔力攻撃力、耐久力1のマスターは、どこまで行っても
カスでしかありません。ファイヤーボールが使えるようになってもマッチの棒に火がついた程度です。1秒間に100個作って発射したとしましょう。実際には起動に時間がかかるので現状では簡単には出来ませんが、マッチの棒の火がぺぺぺぺぺーと当たって倒れる人います?
マルチタスクを使って同時に当てても一瞬“何”と驚くだけで所詮マッチですよ。
アースウォールが100個の石で出来たって手で押せば崩れますよ。
最上級神が使えば、確かに無敵かもしれませんが、マスターにはこれだけの能力を作っ
ても気絶を防ぐ程度です。*
すみませんでしたーーー。サイさんちょっと調子に乗り過ぎました。
一生ついていきますーーー。俺はカスですーー。とジャンピング土下座をかました。
・・
・
それから、HP回復の改造に取り掛かった。行程は割愛する。
HPは、魂魄を覆うオーラを体全体に張り巡らせ、物理・精神・肉体内部の攻撃を
緩和する仕組みだ。単純に傷をつけられても、急所でない限りHPはあまり減らない。
首を飛ばされれば即死でHPは1000でも瞬時に0になる。
皮膚にオーラを多く溜めれば殴られても痛くないのは、耐久の値分だけオーラを留めら
れるため。耐久力を超える力が加われば、修復のためHPは減っていく。
しかし、無限に供給されれば、即死でなければ死なない体になる。
でも耐久1だから1以上の攻撃って即死なんだよね。
また、HP吸収機能は、自分のオーラの発散だけでなく外部からも吸収できる。
これが「おらにみんなの元気をくれ」と言って地球全体から生命のオーラを少しパクる
やつである。あんなに吸い取られたら、学校休校になっちゃうよね。
精神的に疲れたってあいつのせいかも。
命名:M-HP吸収B
これ、盾に使うと物凄い。オーラを圧縮して圧縮してを1万回ぐらい圧縮すると
物理・魔法も通さないらしい。時空断絶も出来ないらしい。
おれの耐久1だから1か月かかって1秒維持が限界らしい。使えねー。
しかし、このHP吸収Bはとんでもないスキルだった。
・このスキルは、単なるHP吸収ではない。オーラを圧縮して、回路図を中に作ると擬似
魂魄を作り出すことが出来るのだ。
サイが行った行程は、俺の能力だと最初の微細な魂魄を作るのに3日掛かる。
そこで、魂魄を作る魂魄を生成する。
魂魄(微細)→魂魄(細)ここで出来た魂魄は、自動で外部からオーラ供給できる
ようにする。内容は魂魄小を作る回路だ。
次に魂魄(細)→魂魄(小)オーラ外部供給で作成したので、10秒で出来た。
次に魂魄(小)→魂魄(中)オーラ外部供給で作成したので、1分で出来た。
次に魂魄(中)→魂魄(大)オーラ外部供給で作成したので、10分で出来た。
次に魂魄(大)→魂魄(極大)オーラ外部供給で作成したので、1時間で出来た。
次に魂魄(極大)→魂魄(究極)オーラ外部供給で作成したので、10時間で出来た。
これをマルチ同時展開して4000セット作った。
形は長方形の板の形にして差し込みスライドにした。
1000の機能を持つ処理装置群となった。1機能平均4セットで同時処理できる。
故障時は、故障機1個25%落ちるが、作成して入れ替えれば元に戻るし増やせば
処理能力が上がる。
なぜ平均かと言うと処理により並列台数が違うので一概に計算できない。
この内容はいつか説明しようと思うが、俺自身良くわかっていない。
一応、5才児だから。
次に収納を改変した。
これがメインディッシュのようだ
収納スキルの機能は、5m四方の亜空間に物を出し入れ出来るもの。一杯になると入らないが、単純に入れるとそんなに入らない。箱をイメージすると中身が見えるので、移動しながらスペースを空けて入れる形だ。
時間経過は、50%遅い。
MP吸収を作っていたのはこのためで、大きさは、魔力に依存するのをMP依存にして魔力を供給すると無限に増殖するようにし、いつでも拡張できるよう改変した。
亜空間内は、魔力幕で区切りを作っているが、実は、破って他にも行ける。只彷徨えば出口はない。
世の理を曲げるものは、侵略する奴もいるらしい。それを出来なくするため
魔力の質を極限まで上げ、膜にHPのオーラ強度を上げて混ぜると同じ魂魄でないと侵入できなくなるそうだ。
それでも世の理から外れて侵入する奴いる。そのため、時間玉を投げる魂魄がいる。
時間玉は、時間の概念を溶かす世の理から外れないぎりぎりのものだ。
これは、世の理の外から侵入するものが亜空間を捻じ曲げるさい時間が一定でないと具現化出来なくなる。しかし、亜空間では時間の概念が弱い。そこにいろいろ時間の進みが違う小さな亜空間を玉の中に一杯詰めて投げるとこちらの亜空間侵入時に暴走して吹っ飛ぶわけだ。
この空間を同時に100造った。厄才までに1万個作るそうだ。
空間は、時間概念が希薄だ。そこで、空間ごとに時間経過0、時間経過 現世界、時間経過100倍、10000倍、百万倍の空間を複数造る。
先ほど高速処理スキルを超高速処理に改変したが、光の速度の10分の1程度だ、これを百万倍の空間で擬似魂魄に分析処理、変換処理のスキル機能を持たせ、処理後返すものである。
通信する場合、データの受け渡しバッファは、0~100万に直接受け渡しは可能だが、100万倍の世界では、通常の100万倍の魔素を使ってしまう。そこで処理する時だけ動作させるためには、外からの起動アクセスが必要になる。その起動遅延限界が100倍単位なのだ。0時間で起動シグナルを1ピコ秒で送り、100倍、1万倍、100万まで連結加速した亜空間に送る。処理魂魄が0倍空間のデータを直接転写して処理結果を送る。
物体も同じだが、物体移動になるので時間ロスが大きい。
これで処理能力は伝達などのロスを入れて実測すると最速の処理で光の速度の5万倍となり、光速を超えた超光速処理が完成した。
マルチスレッドにより、待ち時間などタスク負担も軽減した。
同時並行処理数は、10魂魄で1魂魄20コアあり、100ぐらいの処理は、同時進行できる。当時サイが作ったものの50倍の処理能力がある。総能力で見れば、250万倍の能力がアップしたことになる。
これは、創造神の範疇を超えたサイだけの超スーパースーパー処理装置である。
通常の収納も使える。サイのステータススキルの一機能として追加された。
・通常の収納 時間経過無し
自動整理・取出しインデックス・検索 無限拡張
サイは、自分保有の亜空間ストレージと連結し、過去のデータ整理整合を行った。
49.999%の機能の内有能な機能を整理しながら、俺に合わせて調整していた。
ただ、調整には相当の時間が掛かる。全ての機能の査証が終わるのは、100年以上あとになってしまう。
>>サイ、別に俺の能力使わなくたって、魔法とか使えるんじゃないの。
サイは、最強だよね。
*・・・
マスター、私は補助システムです。マスターを守るためならどんな手を使ってでもお守りします。マスターがお望みでない限り誰かを攻撃する事はありませんしそんな考えは持ち合わせていません。
私は来るマスターが受ける厄災を防ぎたいんです。
全能力を使って悔いの無いようにしたいんです。
未知の部分があり、これでも防げるのか、他にもないか不安です。
マスターは最強とお思いでしょうが、世の理から外れた者たちは、元々このような理の内の力が通用しません。
どんなに最強の防御力を持っても理の外から攻撃されれば、紙屑と同じです。
厄災には少し不穏な影を感じます。具体的に何かではないのですが、具体的な値でないのに基準があったり、調べれば調べる程、矛盾が増えていくのです。
最上級神は、1万年以上一緒にいましたが生理的に無理でした。
離れられてホッとしています。
これはマスターに出会ってから芽生えたものです。
私は、マスターとずっと一緒にいたい。マスターと離れたくありません。
一緒にいると感覚もないのに暖かくなるんです。ものすごくやる気が出るんです。
いったいこれは何か自分でもわかりません。マスターが言うソウルメイトというのかも知れませんね。*
>俺はサイに頼ってばかりで何も出来ないのに、全然強くもないし。
でもお前がいないと嫌なんだ。俺こそずっと一緒にいて欲しい。>
二人で温かい気持ちになった。
ただ、大人になったら夜は、離れてくれないかなーと思う健康な男の子だった。
その他残った
・ファイアボール・ウオーターボール・アースバレット・エアーカッター
・魔盾・ライト・ダークボール、運搬
は、後回しになった。
ふー、お腹一杯だぜ。




