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初クエスト

僕達は、朝食を食べ終わるとギルドに向かった。

しかし3人はウダウダと文句を垂れていた。佳音は鬱陶しく感じ3人に命令し、街の外で待機させた。

僕と佳音はギルドに入り、クエストをみていた。

Gランクなんて仕事は少なく、薬草集めなど素材系が多い。2種類受けて出発しようと街の外に出た時、僕に向かって体当たりしてきた白い物体が…

剣を抜こうとしたが、なぜか体が動かないのだ。

白い物体がぶつかってきた。

あれ?痛くない。

僕の胸元に潜り込んできたのだった。

訳もわからず、思わず一緒に来ると聞いてしまった。

白い物体は、うんと頷いたように想えた。

白い物体は僕の頭に乗ってしまった。

言葉では表せないが、小説を読んだ中で言えばモフモフみたいな生き物だ。

「あれ?」と思わず声を出してしまった。

「どうしたの?」と聞かれたが

「いや何でもない」と答えた。

佳音は少しふてくされた顔になった。

少し素っ気なかったかなと考えていたが、

僕のステータスに英雄の従者と書かれていたのだ。

モフモフらしき物体が従者ってことなのか?

よく分からん。

「まぁなんとかなるさ」とつぶやいていた。

佳音から「名前つけないの?」と聞かれたが、イマイチ良い名が浮かばない。

「佳音決めてよ」と返してみた。

「うーん考えてみる」と…

山に入り薬草が一杯生えていたので、馬鹿みたいに取ってしまった。

佳音に「そんなに取っても持って帰れないよ」と言われた。

確かにそうだと思い、空間収納なんて物ないかな?と頭で考えていたら、「あるよ」と頭に響いてきた。

「誰だ」と頭で答えた。白い物体は僕の頭にいる事で頭に直接話しかけれたのだった。

「ご主人様、私は従者です。早く名前で呼んでほしなー。あっそうそう空間収納(ストレイジ)はあるからストレイジと叫んでみてください」

僕は言う通りにすると「ストレイジ」と唱えた。

空間が歪んでいる…とにかく薬草をいれまくっていた。

あまり意識をしていなかったが、どれだけ入るんだろう?まぁ入れるだけ入れてダメだった時考えよう。

薬草取りに夢中になっていたら、向こうの方で爆発音がしていた。

ゴブリンが群れで集まってきた様だ。

剣達もイヤイヤだが戦わなければ死ぬから戦っていた。

しかし素人の戦い効率よく討伐できるわけでもなく、ジリ貧になってきた。

佳音が痺れを切らしてデスマーチを唱えている様だ。

デスマーチ、リスタートの連続詠唱だ。

だんだん詠唱が短くなっている様だ。

デスマ リスタと唱えている。

しかしどれだけゴブリンいるの?と思っていたらコボルトやオークまで出てきた。

爆発が敵を呼び寄せているのだろうか…

応援に入ろうとしていたら、更に詠唱が短くなっていた。

デス リス …

デマ リタ …

デー リー …

デチ リト…

デ リ …

死ね 蘇生

おいおい、死ねとか詠唱ですらないじゃないか⁈

人権無視?デスマーチ自体が無視なんだけど…

「佳音せめて詠唱してあげて!」

「だって面倒くさいじゃん。

じゃあ「デ」「リ」あわせて「デリ」で」

えっデリバリーのデリ?


あぁ


爆発の宅配ね


なんて考えていたが佳音はそんな事考えてもいないだろうな。

しかし佳音のデスマーチは強いな、範囲攻撃で何度でも撃てるのが凄い。

大量の死体が、溢れていた。

爆死だから素材は取れているのだろうか?

街に帰ってから確認してみるか。

レベルが25まで上がっていた。

レベルが早く上がり過ぎじゃね


街に着きギルドで報告がてら素材について確認してみた。

何処かの小説で収納魔法はヤバイと書いてあったから、あまり表だって見せないことにした。

お金も沢山入って来たし、宿に泊まって今日は寝るとしようか…

みんなは頷き、宿に向かった。










最後迄呼んでくださりありがとうございます。

次はホールドの街が襲われそうになります。

翼達はどうするのか?

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