第18話 AI(愛)の入学試験
入学試験の内容は
戦闘能力評価
魔法能力評価
学力評価
以上の3科目で評価される
戦闘能力評価で 愛とナノは、試験官を治療院送りにし
魔法適正評価で 攻撃魔法の的を、ナノマシンで作り出したマテリアルライフルで吹き飛ばし
学力評価は両者とも満点だった
特待生クラス決定!
一方、超生命体でありながらその能力を激しく制限している勇気と、駄女神のアスタルテは散々な成績だった
戦闘能力評価で 剣もろくに振れず、あまりのへっぴり腰に教官もため息をつき
魔法適正評価で 発動方法を教わりファイアボール発動するも的に届かず
学力評価は 平均点以下だった
Fクラス決定!
特待生クラストは、入学テストで優秀な成績を収め、将来を有望視差される優等生終段
かたやFクラスは問題児や落ちこぼれの集まりで期待もされず、それ故に冷遇されていた
愛は勇樹のFクラス入りを知るやクラスの変更を希望するが却下され落胆する
未来予知と思えるほどの予測能力を持つ超高性能AI 愛
勇樹のこととなると驚くほどのポンコツぶりだ
駄女神は最低クラスと訊き抗議していたが、勇樹は入学できただけで満足だった
今日はテストの身で事業は明日からという事で宿に戻ることにした
明日からはいよいよ、異世界での学園生活が始まる
期待に胸を弾ませる勇樹
それとは裏腹にモチベーションダダ下がりな愛であった